8日米雇用統計が発表されました。
Bloomberg記事から
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-03-08/u-s-payroll-gains-plunge-to-20-000-while-wages-top-estimates
失業率は3.8%に低下し50年ぶりの低水準に接近、平均時給は前年同月比3.4%増と伸びは良かったようですが雇用者数は1年5ヵ月ぶりの低い伸びでした。
エコノミストのコメントを要約してみますと、
・世界の中で米国経済が最も好調とされてきたが、そうした状況が変わりつつあるのだろう。
・衝撃的なひどい結果となった。1月は極めて好調だったため、その反動だったと考えられる。
・良好な経済状況を示唆していることから、政府機関閉鎖という要因を含まない翌月の数字を踏まえ、2月の結果を見極める必要がある。
・増加数が20万人レベルに戻れば、今回の結果を深刻に捉える必要はなくなるだろう。
と、バラバラなコメントで可もなく不可もなくということでしょう。金曜日のNYのマーケットを見てもダウはマイナス22ドル、先物ダウはプラス55ドルと方向性なし、ドル円は若干の円高ですが、ここのとろろドル高方向に行き過ぎていた感があるのでその揺り戻しもあるでしょうし・・。
中国、EU、ドイツ銀行の潜在的な問題もあるので、マーケットはしばらくは静観するのが良いでしょうかね。
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