2007年9月23日

チョッとお隣の国へ Vol.2

少し更新が遅くなり申し訳ありません。


続きです。

受話器をとりつながった瞬間に出た言葉が・・・。

「hello room service?」

100円ショップで買ったトラベル英会話のCDのフレーズが出てきました。

この後、CDどおりのやり取りが続くことを願いながら・・・頭をフル回転。

結構、会話の内容を覚えていますので以下やり取りを・・

ホテル 「yes」


わたし 「This is room 6-73」
     「I'd like a Coca-Cola ,please.」

     念のためにと思い・・ 「one coke please」

ホテル 「one coke ?」

確認のための疑問符か、意味が通じない疑問符か、コーラ一本だけ?の疑問符か

よく分かりませんでしたが、聞き返されたのは覚えています。

電話なのでジェスチャーも通じないし、筆談も出来ない。

こんな時は・・元気よく答えるしかないと思い

  「yes I'd like a Coca-Cola ,please」

と繰り返すだけでした。

ホテル 「All right I  ○※▽÷  immediately」

I と immediatelyの単語は3つほどありましたが

よく聞き取れませんでした。

でも、通じたようなので

わたし 「Thank you  bye」 で ガチャンと電話を切りました。

第一段階は何とかクリア。やはり海外に行くと痛切に感じるのが言葉の壁ですね。


しばらくすると部屋をノックする音が。

ドアを開けるとボーイさんがトレイを持って立っていましたので

しかし、トレイのうえに乗っているものを見て私はビックリしました。

でも、取り合えず・・・


さはら 「come in , put it on a table Please、Thank you 」

で、ボーイさんは一礼をして出て行きました。

届いたコーラがこちらです。



「え゛ーーー!!ペプシ・・じゃん!!コカコーラじゃない!!

ミニバーの中に入っていたのは確かにコカコーラだったのに!!

それに何のひねりも加えられていない・・」

ビンとコップと栓抜きだけ!

これが税サービス料込み4480ウォン!

感想は・・・・

「うーーーん・・・これは高いぜ!!」


これは客としてとても満足いくものではありませんでした。


しかし、金額だけを考えコンビニで買ってしまえばそれまでです。

サービスを学ぶ事は出来ません。

些細な事でもテーマをもって行動すれば
感動につながり自分のビジネスにきっともつながる事でしょう。
自分への投資と考えて次回もどこかでやってみましょう!

次は、済州島 境界標、建物工事編です。

2007年9月8日

チョッとお隣の国へ Vol.1 

こんにちは いつもご覧頂きありがとうございます。


今回の業務日誌は、お隣の国、韓国済州島報告です。


お盆休みがなかったので少し遅めの夏休みです。



飛行機で約1時間半。


手頃な時間で異国の文化を味わえるのは格別ですね。

今回も知り合いの方にお誘いを受けての旅行。


なかなか有意義な3日間でした。

で、少しだけレポートを・・・・


宿泊先は済州島グランドホテルです。



何でも済州島で一番大きなホテルだそうです。


カジノもありなかなかで、日本人観光客も沢山宿泊していました。





部屋に入りいきなり目にはいったのが、殺虫剤セットらしきもの!

うーーーん、理解できない。

空調も整っているのに・・・。

しかし・・・カーテンを何気なくあけると・・・潜んでいました。

「蚊!!」

夜中にこいつと格闘する訳にはいけないので早速一吹お見舞いさせて頂きました。


うーん、部屋は6階、窓も閉まっている。何処から侵入するのか??


さてさて、戸惑っているばかりではブログのネタもできないので

以前どこかのホームページで見た事がある、


コーラをルームサービスで注文し、費用対効果を測定する


実証実験をさせて頂きました。


名づけて・・・「コカコーラ ルームサービス / CS作戦」


を決行することに。



まず、ミニバーの偵察から・・・。

ミニバーの中には缶の250ミリリットルのコカコーラが横たわっていました。




リストを見ると3,000ウォン。


円に換算すると約360円。円が安いと言う事もあるでしょうから。


微妙な値段です。


さらに・・・

ルールサービスのメニューを見ると・・・



4,000ウォン。日本円で約480円・・来てます。来てます。

この1,000ウォンが楽しみなのです。

どんなサービスを展開し、満足、感動を与えてもらえるのでしょうか?


早速、ルームサービスを頼むべく

電話に手を伸ばしたのですが・・・・

そうです。ここは、韓国!言葉はハングル!


言葉の壁が立ちはだかったのです。

どうするか?日本語が通じるのか?



この後、意外な展開が待ち受けていました。


To be continued

2007年8月28日

品質管理

今日、あるコンビニでお昼ご飯を買ったときの出来事です。

お惣菜パンと飲み物を手に取りレジへ。
レジで商品のバーコードをかざす訳ですが、
そのとき「ピー」となりはじかれてしまいました。

店員さんが、「すいません」と同じ商品で違うものをとり
再度バーコードをかざす。
するとまた、「ピー」とはじかれました。

で、またまた違う商品を取りに行きました。
今度は問題なくレジを通りました。

「どうしたの?」と聞くと、
「賞味期限切れです」と。
「なるほどねぇ、きちんと商品管理がされているんだ」と私。
その時は納得しましたが、車に乗りよーく考えてみると、
期限切れのものを陳列してはダメでしょと・・。

バーコードで管理されていなかったら、そのまま通ってしまう。
このようなヒューマンエラーのときのために、
機械的に管理されているのは理解できるのですが、
食の安全が叫ばれている時に複雑な気分でした。

消費者からの安心感と言う点からみると、
企業の消費者へのPRとして、○○のような品質管理を行っていますよ。
と表示し併用することにより、よりその店の商品を
安心して買い物が出来るのではと感じた今日の買い物劇でした。

毎日、少しの感動で自分が成長できますね。
自社での検討課題としなければ!

2007年8月20日

人は見かけによらない!!

最近は、マメに更新が出来ています。

昨日、日曜日のことですがチョッと心が和む出来ごとがありました。
夕方、自宅の近所のコンビニに行った時のことです。

私が買い物を終えてドアを押して店を出て行こうとしたところ、
左背後に私の次にレジを終えた、見た目怖そうな20歳くらいの
青年が視界に入ってきました。

ビビッタ訳でもなく、親切とかそんな大層なことではなく
何気なくというのでしょうか、ホントになんとなく
「あーこのまま手を放すとぶつかるなぁ」と思い、
タイミングがずれるように、ほんの一瞬ですがドアを支えていました。

皆さんも経験があるのではないでしょうか?

するとその青年は、「おじさん」と私の事を呼びました。
私の他にその付近には、人は居ませんでしたので、
「おじさん」という言葉に不覚にも反応してしまい振り向くと同時に
私の目をしっかりと見て「どうも」とお礼の一言を言ってくれたのです。

ありがとうのつもりでしょう。でも、十分な一言です。
私の回答は予期しないことでもあったので、返事に困り「おぅ」の一言。
でも、互いに十分に心は伝わったと確信しています。

その間、3秒か長くても5秒のことでしょう。
ほんの僅かな時間、一瞬の出来事に強烈なインパクトを受け
今までの人を見る目とか、自分の行動に反省を覚えました。
たった一言、ほんの数秒で人を変える、動かす、感動を与える、傷つける
言葉に重みを感じました。

その青年は、腕からはタトゥーが出ており、
乗っていた車は如何にもといった車です。
しかも、その車は顔が写るくらいピカピカ!!
私のセンスとはチョッと違うがなかなかシブい。

この青年との5秒間の出会いは私にとって非常に大きな経験でした。
ただ、不覚にも「おじさん」という言葉に反応した自分が悔しい!!

2007年8月16日

どうなる?不動産

8月3日アメリカの大手住専である「American Home Mortgage Investment」が倒産したそうです。2001年からの低金利で住宅産業を軸に好景気が続いていましたが、アメリカもいよいよ不動産バブルの崩壊といった感じです。20年前の日本のバブル経済の崩壊と同じような感じです。しかし、同じバブル経済の崩壊でも日本とアメリカのそれとでは意味が違いすぎます。日本経済の崩壊はローカル、アメリカ経済の崩壊はグローバル。すなわち世界経済に影響を及ぼすのではないでしょうか?

 今回の経済現象は2005年12月27日に起こった長短金利の逆転現象が現れた時点が前兆と言われています。2000年にも金利の逆転現象が起きその後ITバブルが崩壊。その周期1年半ほど。今回もピタリ!歴史は繰り返されるといった感じですね。

 金利は経済を左右し非常に敏感なことが私のような経済の素人でも簡単に分かります。アメリカの住宅バブルがはじければマーケットに影響を及ぼし、当然に日本経済にも影響は出ると考えられますのでこれらを考察してみました。

 先日路線価が発表されましたが、大都市の一等地では大幅な地価の上昇。要因としては、外資、再開発、マンション建設、ファンド、リートなどではないでしょうか?
専門家から見れば表面的な要因でしかなく、もっと根は深いと言われるかもしれませんが、私は不動産調査、測量、登記が専門ですのでご容赦下さい。しかし、物件調査、測量、登記で直接市街地の物件に携って肌で感じ、また隣接業者との情報交換により得た事柄ですので、それ程ずれてはいないと思います。

 さて、上述のアメリカの経済状況と最近の日本の不動産ブーム(ピンポイントバブル?)、金利の上昇傾向とを合わせて今後の日本の不動産業界にもたらす影響を考えてみました。

 まず、個人の住宅ローンから考えてみますと金利が上昇すれば長期固定金利以外の商品は、当然に月々の返済額は増えます。併せて不況に入ると毎月の給与にも影響を与え家計を圧迫します。両方からのプレッシャーを受けることになるのでしょう。

 また個人住宅、マンションの需要も日本の減少傾向にある人口から考えると先細りと考えてよいと思います。しかし、大都市に人口の集中傾向があるとの発表からみると、名古屋圏を含む大都市では地価の値上がり傾向は続き、不動産ブームの終焉はまだしばらく先で需要は見込めるとも考えられます。しかし、これも金利の上昇とアメリカ発の不況から購買意欲は薄れるのではないでしょうか。

 次に、ファンド、リートなどは低金利で高収益が望めるうちは魅力を感じますが、金利の上昇により収益を望めなくなると魅力は感じなくなります。配当利回りを上げるために家賃を上げることも手段の一つかもしれませんが、これは少し無謀なような気がします。また、金利が上がればリスクの少ない銀行預金に戻ってくることも考えられますし。

 何だか暗いブログになってしまいました。しかし、世の中何が起こるか分からない時代です。最悪の事態を考えて、リスク、ポートフォリオを整えておくと少しは安心できるのではないでしょうか? 

最後に個人の不動産購入について思うことは、同じ物件であれば当然に安く買えるにこしたことはありませんが、そこで幸せな家庭を築いて平和に暮らしていくことが大切ではないかと思うのです。

ですので、今が買い時とか、この先はもっと価格が上昇するからといった投資、投機的な見方をやめ、ご自身の家庭、ライフスタイルなどを一番に考えて不動産の購入を検討されるのは如何でしょうか?そうすれば雑念もなくきっと良い物件に巡り合えると思いますよ。

2007年8月5日

何とか時間を・・・

1年ぶりくらいの更新となってしまいました。

昨年後半より、尋常ではない忙しさにかまけて書き込みをサボってしまいました。
8月に入りようやく自分の時間も取れるようになり久しぶりの書き込みです。

先日、路線価が発表されましたが不動産市場も2極化の流れの様子。
大都市圏では様々なファクターの要因により地価が上昇。
一方、地方都市、効外はまだまだ厳しいものがあるようです。

アメリカでは長期金利と短期金利の逆転現象が起きて以降、
不動産業界、特にサブプライムローンの返済が滞ってきている状況で
景気に陰りが出てきている様子。

日本では2006年3月に量的緩和政策が解除され、
ゆっくりと金利が上昇し始めています。
金利が上がれば当然に債券市場にも影響がでて、
日本経済にも影響が出てくるでしょう。

不動産業界は需給者共に金利の影響って大きいですよね。
デベロッパー、ファンド、リート、ユーザーも
近い将来、影響を受けるときが来るかもしれません。

個人、経営者、いずれにしてもリスク管理、ポートフォリオの作成って必要ですね。