2018年12月31日

「消費増税3度目の延期」の可能性

28日に現代ビジネス安達誠司氏の記事からリーマンショック級では済まされないかもしれないという記事を取り上げました。
同じく現代ビジネスに同様の記事がありましたので・・・

現代ビジネス 長谷川 幸洋氏記事から
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59202

火種は米中貿易戦争からのマーケット不安のようです。現在の株式市場のボラティリティが高いのは、リーマンショック級地震の余震かもしれないと・・。
そう言われるとそのように感じてしまう。

あちらこちらでこんな話が出てくるとオオカミ少年か、ポジショントークか、本当に余震か分からなくなってしまいます。
マーケットは、暫くグズグスとするのは間違いないかと、そのあとは神様しか分からないでしょうね。

今年1年間ありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。
皆さま良いお年をお迎えくださいませ。

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2018年12月30日

日曜休刊

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仮想通貨マイニング

マイニング事業を行っているGMOが355億円の特別損失を計上。

東洋経済記事から
https://toyokeizai.net/articles/-/258049

ビットコインのマイニングでは、損益分岐点が現在のマイニングマシンでおよそ60万円くらいという説がある。現在のビットコイン価格は41万円くらい。掘れば掘るほど赤字になる。
また発行総量は、2140年までに2,100万 Bitcoin とされていて、それ以降は新規に発行されることはない。ということはいずれ頭打ちになる。

取引が成立した際の履歴を不可逆的な一方向関数計算して更新されます。これがハイスペックマイニングマシンで計算しても膨大な時間がかかり、リアルタイムでの取引はできず実際に通貨として使用するにはかなりの無理、コスト的にも問題があるようです。

ということは投機対象としてはよいかもしれないが、日常の決済ツールには向かない・・・。いろいろな不都合があるツールが今後発展するのかと・・・?
やはり12月16日の記事に戻ってしまうことになる。

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2018年12月29日

消費税 やれば日本は即終了

高橋洋一氏から安倍総理へのクリスマスプレゼントが、「消費税を増税したら日本経済は崩壊、安倍政権は退陣」との台詞

現代ビジネス 高橋洋一氏記事から
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59131

2014年に消費税が5%から8%に上がったときも景気は後退し、増税前の状態の戻ったと言われるのが今年の初め(色々な説があります)。
ようやく息を吹き返してきたところに、消費税増税をすると日本経済は沈没してしまうと書かれています。

マネタリーベースについても書かれており、先進国の中で最下位。こんな状況では景気の浮上は難しいですね。これについてはノーベル賞を受賞した経済学者も指摘しているところで、昨日書いた安達誠司氏の論評と同じ。なぜ財務省は緊縮傾向に行きたがるのか知りたいところです。

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2018年12月27日

リーマンショック級では済まされない?

FRBパウエル議長の利上げは株暴落のきっかけではあったが原因ではなく、マネタリーベースの削減が原因と。

現代ビジネス 安達誠司氏記事から
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/59186

現在の状況からすると利下げをしても効果はないとのこと。となると結論は記事にもあるように1937年の同じ運命をたどる・・・。
すなわち、消費税増税も飛ばしてしまうようなショックが来てしまう?!

詳細は記事をお読みください。分かりやすく、いつもながら納得してしまう論説です。

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2018年12月26日

日経平均10万円?

日経平均は10万円が視野にはいると予想・・・記事

REUTERS記事から
https://jp.reuters.com/article/opinion-ryoji-musha-idJPKCN1OO03X

夢物語のような記事、日経平均が10万円になるかも?という記事。
目を通すと、日本株は今後、年率10%の上昇があり得る、企業収益が年4-5%のペースで増え、割安株が年4-5%のペースで上昇すれば、今から15年後の2033-2034年にかけて10万円が見えてくるとのこと。

見出しを見て少々驚きましたが、今から15年後の話であれば夢物語でもいいかな?と。話題は明るい方がいい!!でもその頃にはこの記事のことは誰も覚えていないことでしょう。

日本には岩盤規制、既得権なるものがあります。大学の学部1つ増設するのに半年、1年国会が混乱。
果たしてこれらの規制の中で日本がどこまで経済発展できるか、覚えていたら要チェックですね。

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2018年12月25日

株価暴落

昨晩のNY、本日の日経ともにきつい下げでした。

東洋経済記事から
https://toyokeizai.net/articles/-/257199

FRBが利上げをしたとたんに株が下落。しかし、為替は110円台をキープしている。為替がドル高傾向にあるということは、やはり先日の利上げの効果と、来年の利上げ期待からと言えるでしょう。過去の例であれば、株がこれだけ下がれば、為替は108~109円/ドル台を付けているでしょう。
日本も円高不況がありました。ひょっとしてアメリカもドル高不況の可能性もあるかも・・・。

日本のバブル崩壊時も総量規制や公定歩合の引き上げが原因とされ、いわゆる金融政策、今回のFRBも金利の引き上げ、金融政策ですね。年末ということも重なっていますし・・・。

あと、トランプ大統領のマティス国防長官、ムニューシン財務長官、パウエル議長への圧力なども見えますので、政治不安からの売りもあるのでしょう。
やはり、明るい要素はなくリセッションに入る確率が高いですね

これをリーマンショック級ととらえると、消費税の増税はなくなる可能性も・・・

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2018年12月24日

米債券相場が下落

米12月は、リーマンショック以来ジャンク債の発売が1件もないことが確定したようです。

zerohedge記事から
https://www.zerohedge.com/news/2018-12-16/bond-market-has-frozen-first-time-2008-not-single-junk-bond-prices

金利が上昇傾向で、債券価格が下落しているため投資家が債券を買わず、銀行は発行を来年に引き伸ばしたとのこと。
リーマンショック前にも確か同じような現象が起きていたような・・・。ジャンク債が売れないと通常債も売れなくなり金融危機になるという過去があります。
この辺りから心理戦になるような気が・・・。債券価格が下落すると金利は上昇、債券の買い手がいないと更に債券価格は下落、債券の投資に不安が出てきて金利が上昇。で、相場は値崩れし金融危機と・・。

マスコミもあまり報じていないようですね。こんな時こそ投資のチャンスかも。
立ててしまったロングをロスカットしてでもどこかのリバウンドで決済、ショートに切り替えよう・・。

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2018年12月23日

日曜休刊

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11月消費者物価指数 CPI

11月の消費者物価指数CPIが発表されました。

総務省統計局サイトより
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/index-z.html
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf

全ての指標で前月比でマイナス。
総合1.4から0.8、コア1.0から0.9、コアコア0.4から0.3。
総務省では「緩やかに上昇しているという基調に変化はない」としている発表しているが、数字で出ている・・・。
額面どおり受けとって緩やかに上昇との理解でいいのでしょうか・・。NYダウ、日経ともに株価の下落も大きいし、何と言っても原油がいつの間にか45ドルになっているではありませんか!どおりでガソリンの値段が下がっている・・。
もう一つ気になるのは、財務省が国債の発行を減らしているようです。これでは景気浮上の足を引っ張っていることに。

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2018年12月22日

米政府機関閉鎖の可能性

米連邦議会は21日、つなぎ予算案をめぐる採決の見通しが立たないまま休会し、22日午前0時から一部政府機関が閉鎖されることが確実なったようです。
国土安全保障省、司法省、住宅都市開発省など、連邦政府の約4分の1にあたる機関では午前0時に予算が失効するためで、この1年間で3度目の事態。

Bloomberg記事から
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-20/PK1YB86TTDS201

たしか、2013年9月30日も政府機関の閉鎖問題がありましたが、一時的に混乱はありましたがいずれ収束していきました。
今回も同じようなパターンかと思いますが、それにしても株の下落は激しいです。つられて、日経先物も夜間取引で19,790円まで下落。
景気後退期に入るのか、単なる調整かの判断は・・・今が過去にならないと分からないかもしれませんね。

おまけ:日経先物ショートを決済と同時にロングを立ててみました。3月限20500円でロングホールド・・・早速やられています。

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2018年12月21日

FOMC

連邦公開市場委員会が政策金利を0.25ポイント引き上げ。

Bloomberg記事から
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-20/PK0HPU6JTSE801

トランプ大統領の圧力をよそにFOMCは19日利上げをし誘導目標を2.25~2.5%に、1方では来年の利上げ見通しを3回から2回に。
これを受けてか、20日午後のNYダウが一時400ドル超の下げ。日本株もきつい下げでした。
VIX指数も28.96を付けて投資家心理もやや冷え込む傾向、あと、リセッションの可能性も現実味を帯びてきたような・・・。

個人的に少々突っ込みすぎている感じがしますのでリバウンドは入るでしょう。しかし油断は禁物って感じですかね。

おまけ:日経先物ショートポジション、本日(金曜日)の成引けで決済、ロングを取ってみます。

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2018年12月19日

米株低迷時の金融引き締め

米国株売り込まれた状況で利上げ断行なら極めて異例との記事

Bloomberg記事から
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-18/PJWPYH6JIJUZ01?srnd=cojp-v2

株価低迷時の金融引き締めは1980年以降2回目、1994年以降では初めてのようです。
発表は明日の朝起きてからの確認となります。

トランプ大統領のつぶやきに影響されるのでしょうか、それとも・・といった感じです。
利上げ見送りであれば、米株は↑、ドル安円高で、日本株は↓となるでしょう。

ブルームバーグが調査したエコノミスト89人中2人以外は利上げだそうです。大方の予想が当たるのでしょうか・・・。

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2018年12月18日

米銀 景気後退シフト

米国の銀行株は今月に入ってから、景気後退(リセッション)への懸念を背景に急落しているとの記事

ロイター記事から
https://jp.reuters.com/article/us-banks-recession-idJPKBN1OH0GG

米国の銀行は、リスクが高いとみなされる顧客との取引を縮小しており、こうした動きは近くリセッション(景気後退)がもたらす痛みを受けることを覚悟している証拠とも言える、と。

なるほど、私の周りの銀行も取引を縮小しています。世界共通ということのようです。

で、記事によると、ローン申請の半分は却下、サブプライム層の口座の7%を閉鎖、その他のローン、クレジットカード融資などすべてが縮小傾向にあるようです。マネーの流動性がなくなれば当然にリセッションに向かうことに・・。
来年は年明け早々から厳しい状況になりそうな感じが・・・・。

明日は、FOMCです。こちらも重要です。利上げが見送られると米株は↑となるでしょう。しかし為替はドル高?円高?

おまけ:昨日、書きましたように日経先物3月限ロングを21,300円でロスカット、同時に21,300円でショートポジションを取りました。

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2018年12月17日

19年国債発行 減額

2019年度国債発行計画で、市中発行額の総額を18年度計画から4.8兆円減らし、129.4兆円、個人向けを含めたがくは150兆円とする方針らしいです。

日経新聞記事
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39014000W8A211C1NN1000/

Bloomberg記事
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-16/PJP5NL6KLVR501


アベノミクスがスタートしたときは160兆円でしたので約10兆円の減額です。ということは、市中に出回るお金が10兆円分少なくなるということになるのでしょう。まあ、景気によろしくない影響を与えることになるでしょう。
せっかく、雇用、失業率も良い数字になってきているのに・・なぜ?役人さんの利権でもあるのか、それとも現在の資産家のための忖度なのか・・。

おまけ:このような政策が出されたこと、テクニカル的によろしくない前兆が出ているので、本日中にポジション、ロングを解消してショートに切り替えます。

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2018年12月16日

日曜休刊

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仮想通貨

久しぶりに仮想通貨に目を向けてみました。

ビットコイン36万5千円、イーサリアム9375円、リップル32円とかなり下落しています。
ネットニュースなどでも、ネガティブな話題が多くなっています。

MONEY VOICE記事から
ビットコインはもう用済み、ついにIMFが世界通貨リセットと統一通貨発行へ動く

日刊ゲンダイデジタル記事から
5分の1まで暴落のビットコイン 今こそ買い時か完全崩壊か

ダイアモンドオンライン記事から
仮想通貨のバブル崩壊が望ましいことでもある理由


仮想通貨は、毎年年末になると上昇していましたが、今年はそのパターンもない模様。
もともと、経済的価値やは裏付けは全くなく、11月19日にこのブログで書いたオランダチューリップバブルの現代版といった感じで、いずれ消えていくのではないでしょうか・・・。

マイニング業者は採算は取れていない状況、またかなりの保有者が含み損状態、いつかは上がると思っているうちに価値が「0」になんてこともあり得るかもしれません。
しかし、こんな状況でも仮想通貨関係で儲かっている人っているのですよね。

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2018年12月14日

ヘッジファンドとイールドカーブ

昨日からネット回線かモデムの調子が悪く接続ができませんでした。
大変失礼いたしました。

REUTERSにヘッジファンドとイールドカーブと運用成績の記事がありました。

REUTERS記事から
https://jp.reuters.com/article/column-hedge-fund-yield-curve-idJPKBN1OD0EE

12月11日に日銀のETFの買い支えが強く、今年はヘッジファンドによる日本株の売り崩しが難しく厳しい業績ということをこのブログで書かせていただきました。
REUTERS記事にも今年は苦労の絶えない・・と冒頭からあるので、やはり厳しかったのでしょうか。来年もFRBの方針次第とも書いてあり、利上げを織り込むこともできないようです。
また、今日、トランプ大統領が来週のFOMCは利上げをすべきではない、というようなことも発言。

記事の末尾に書かれている金利から見たドル優位の可能性もあるかもしれないです・・・・が、信じたときはいつも裏目にはまるのは私だけではないと思いたいです・・・。

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2019年のドル円相場

来年のドル円相場がREUTERSにありました。

REUTERS記事から
https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-daisaku-ueno-idJPKBN1OC0JK

三菱UFJモルガンスタンレー証券の植野大作さんとおっしゃるかたの記事です。

結論は、110円台を中心に一進一退を繰り返す地味な1年になるのでは・・と。
理由は、日銀緩和の円高抑止力、米利上げは一時停止モード、米経済悪化観測は杞憂など分かりやすく書かれています。

しかし、私はどんなに優秀な方の意見であっても、それと相反する意見等を探し多面的にみて考えるようにしています。
どこかに、来年のドル円は400円になる(某参議院の議員)とか、80円になる(某大学教授)などの意見はないかな・・。
とんでもと言われる人の意見は、私の常識から超越しており結構面白かったりします。

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2018年12月12日

来年の株価予想

来年の株価の予想記事が東洋経済オンラインに掲載されていました。

東洋経済オンライン記事から

タイトル:株価はやっぱり2019年半ばに向け下落する
https://toyokeizai.net/articles/-/254271

タイトル:平成は2019年に新たなバブルを引き継ぐのか
https://toyokeizai.net/articles/-/253847

それぞれの考え方によって書かれていますが・・・。
なんか釈然としないというか、読んでモヤモヤしてしまう感じが・・。本日はこれにて。

おまけ:日経、切り返ししてきています。今のところ順調に勝ち星が積みあがっていますが、すぐにガツンとやられることでしょう。

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2018年12月11日

日銀ETF購入 年6兆円超

日銀のETF購入が、昨年の5兆9033億円を超え12月11日までに6兆678億円を超え、大納会までにさらに増える見込み。

REUTERS記事から
https://jp.reuters.com/article/boj-etf-stock-market-idJPKBN1OA0PK

ことし11月までに外国人は4兆5989億円と年間売越額がブラックマンデーの1987年以来の大きさとなっており、個人も3364億円売り越した。買い越しは事業法人の2兆3014億円、信託銀行9089億円、投資信託8959億円と。
なるほど、この状況ではいくら海外勢が売り崩そうとしても日銀が買い支えに入るため売り崩せないと。

現在日本経済は、失業率も低く、求人倍率もすべての都道府県で1.0以上となっていることから、景気はいい状況で主要企業の業績も最高益を更新することが予想できます。となると現状の株価は株価収益率から見ても割安と見ることができることになる。インフレ率2%を考えると出口戦略はしばらく先と考えてもいいのかな・・・。

おまけ:チョット下振れしましたが自分を信じてロング継続中。

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GDP 7-9月期2次速報値

GDP 7-9月期2次速報値が発表されました。

内閣府サイトから
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2018/qe183_2/pdf/qepoint1832.pdf

改定値は、物価変動を除いた実質で前期比0.6%減、年率換算では2.5%減。速報値(前期比0.3%減、年率1.2%減)から下方修正と。
さらに、名目GDPは前期比0.7%減(速報値は0.3%減)、年率は2.7%減(速報値1.1%減)と。
GDPデフレーターは、前年同期に比べてマイナス0.3%と変わらず。

大きな要因は、企業の設備投資の減少のようですが、それにしてもよろしくない数字となっています。
やっぱり景気は減速方向になってしまうのかと・・。
改正入管法で外国人労働者を受け入れるより、給料を上げて日本人を雇用し景気の拡大を刺激する方が国のためではないかと。
安い賃金の労働者を受け入れると、日本人の給料も上がらないぞ!

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2018年12月9日

日曜休刊

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逆イールド

米国債 逆イールドカーブについて、安達誠司氏が書かれていましたので再度。

現在ビジネス 安達誠司氏の記事から
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58832

先日も逆イールドについて、ブルームバーグの記事から書かせていただきましたが、安達誠司氏が詳細に書かれていましたので同じネタで失礼いたします。
氏曰く、2年債と5年債の利回り水準の逆転なので、正確に言うとまだ逆イールドではないとのこと。私も偉そうに2年債と5年債は・・・と書かせていただきましたが、同じ考えで安心しました。

で、記事を要約させて頂くと、イールドカーブ全体が逆イールドになって1か月遅れてFRBは金融緩和に、2年債5年債で逆イールドになるということは、将来、全体で逆イールドが発生する可能性がある、逆イールドになる前にFRBの金融政策が転換すると株価暴落のリスクもなくなるということらしいです。
結論は、現状逆イールドになる局面は遠く、FRBが利上げをやめると逆イールドの可能性も遠のくということらしいです。

ということは、ポジションはロングでもいいということみたい・・。

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2018年12月8日

米雇用統計

毎月第1金曜日は、マーケットが重要視する米雇用統計の発表の日です。

Bloomberg記事
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-07/PJDCJ96JIJWA01

11月の雇用統計は、平均時給は0.2%増、失業率は3.7%と前月と変わらず、雇用者数は15万5千人増と、雇用者数と賃金は予想を下回っているが、労働市場は完全雇用状態にあるようにも見受けられます。
これらの雇用情勢を受けて、FRBはFOMCで12月の利上げを検討するようで、「段階的な利上げ」を政策のシナリオとして明記されていましたが、この文言を削除する可能性が出てくることも考えられる訳です。となると一時株は↑、物価も↑、賃金が追いついて来ずの景気の悪化によるスタグフレーションの懸念かと。

雇用統計発表後マーケットは反応しての↓。多いパターンは、どこかで切り返して高値引け・・・。今回はどうでしょうか。

2018年12月6日

バブル崩壊のサイン

逆イールドカーブについて昨日も書きましたが、東洋経済オンラインにも記事がありました。

東洋経済オンラインから
https://toyokeizai.net/articles/-/253575

12月3日に米3年金利が5年金利を越えたが、2年と10年はまだ超えておらず0.12%の差だそうです。10年物国債はショートポジションがかなり入っており、買戻しも考えられ、そうなると利回りが上がり逆イールドに・・・。
過去を調べてみますと、逆イールドがあったからといって絶対にバブル崩壊が起こっている訳ではなく、確率が高いといった感じです。

しかし、きっかけがあるとヘッジファンドなどが仕掛け、売りが売りを呼んで・・・ということになりかねません。
失われた20年?30年?かは分かりませんが、またデフレになり景気が悪くなるのは避けて欲しいです。
やはり適正なインフレで安定した経済が皆さん幸せになれるのでは・・・と。
記事によるとFRBは、事が起きてから動くらしい・・・起きる前ではダメなのか??

おまけ:ショート3月限引成(21,390円)で決済、同時にロング3月限引成(21,390円)で新規。3営業日で1,000円近い下げ、リバウンドが入ることを期待してのヤマ勘。

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2018年12月5日

逆イールド

昨日のNY市場は、米国債の逆イールドの発生が原因だったようです。不覚にも見落としておりました。
この現象は、過去にもこのブログで書きましたが、やはりその後に金融危機サブプライム住宅ローン危機からリーマンショックへとつながる事件でした。
2007年8月16日に書いた「どうなる?不動産」
今回はどうなるか・・・それは、1年後が過去にならないと分からないでしょう。

ブルームバーグ記事から
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-05/PJ8PAU6KLVR801

「破滅の前兆」などと、チョットショッキングなヘッドラインを打っています。
しかし、記事には3年債と5年債のスプレッドがマイナスと書いてあります。過去の事例では短期1年債と長期10年債のスプレッドを見ての逆イールドが多いような気がしました。

あとは、12月決算のヘッジファンドが利益を出せていないので、日本株を売り崩そうとして空売りを入れたが売り崩せない。で、NY市場で空売りを入れたから昨日NYダウが暴落したとの記事もありました。

となると、米国経済は悪くはないことから今回はそれほど心配することはないかもしれません。
今日のNY市場は、Special Holidayのため休場です。休み明けに考えてみましょうか

おまけ:日経先物ショートポジションホールド中。

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2018年12月4日

米中90日協議

昨日に続き米中協議の話題です。
自分の中では、この協議の行方次第でマーケットの方向性も決まってくるのではと思っておりウオッチしております。

日経新聞記事から
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3850326004122018000000/

米側の責任者は、USTRのライトハイザー代表とのことみたいです。ライトハイザー氏は、かなりの対中強硬派で、中国の貿易慣行を不公正だと批判してきた人です。
となると、かなりタフな協議となり、中国は米国の条件を飲まざるを得ないことになるのではないかと・・・。

昨日のマーケットは、90日の猶予で緊張が解け高値で引けましたが、一方今日は500円以上の安値引け。落ち着いたかに見えたマーケットが忙しくなってきました。
こんなパターンのとき、来週くらいまではボラが高くなる傾向にあるような・・・。きっかけの1つかは分かりませんが、今日の下げの原因かもしれません。

おまけ:ロングを昨日決済、同時にショートを22,580円(3月限)で建ててのギリギリセーフのパターン。しばらくホールドです。

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2018年12月3日

米中貿易協議

G20は成果がなかったようですが、トランプ大統領は1部の共同声明に署名拒否!さすがトランプ大統領です。
一方、1日の米中貿易協議は90日の休戦で合意。

Bloomberg記事から
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-02/PJ4RNQ6JIJUQ01

読売新聞などを見ると、中国は自国の経済状況が厳しくなりつつあるため、妥協したとも読める記事がありました。
となると中国は、90日の猶予をもらったとも考えられ、中国はアメリカの要求を飲まざるを得ない状況におのずとなる・・・。
すなわち中国はアメリカとの戦いに負け、習首席はまずい立場に。政治が不安定になり粉飾の経済が↓になり、やがてデフレ・・・・。
日本にも経済的な影響がありそうな・・巻き込まれる前に脱中国を考えた方が・・・。

おまけ・・日経先物ロング夜間取引で22,580円で決済、22,580円でショート新規。
13週線、ボリンジャー2σで頭を押さえられ、Slow STOが高値圏、一目均衡が先行線に、9日連続の上げ、あとは「あてにならない感」といった理由でしょうか。

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2018年12月2日

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週末まとめ

マーケットは大きな値動きもなく落ち着いている様子。
日経平均は22,428円の直近高値を付けて、週末引け値は22,351円で上に抜けれない感じ。11月2日に書いた安達誠司氏のモデルのほぼ中間値22,250円。

直近の注目点は、明日2日の米中首脳会談。結果次第で方向感が出てくるのではと・・・。
現在、日経先物3月限21,300円1枚をロングでホールド。決済かホールドかは月曜日の朝、起きてから考えても十分です。

と、詳細なポジションなどを書きましたが、絶対に参考にしないでください。
私は実際にお金を掛けたりしないと勉強などができない性格で、自分の会社経営、将来予測のため、マーケット、マクロ経済の記事を読み、自分の頭の整理のためにブログを書き、その成果を試すため、自分に負荷をかけるために日経先物の売買をしているに過ぎません。

ブログを読んでいただいている方から、ポジションを書いたり書かなかったりで・・・とメッセージを頂いたものですから、本日書かせていただきました。
せっかくメッセージを頂いたものですから、今後は週末にでも書いてみようかと思います。あくまでも、仕事が本業、ブログは勉強の備忘録、投資は勉強の成果の小テストですのでご理解ください。

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