2005年4月26日

復活しました。
先週末の23日トレンドマイクロ、ウィルスバスターの
一件よりようやく復活しました。

しかし、ハードまで入れ替えることとなってしまい、
最悪の結果となりました。
ハードの入れ替えということは、当然データはなし!!
名簿、メールアドレス、履歴、データ・・・。

中でも、一番痛いのは、ホームページのデータです。
サーバー側にはあり、ダウンロードすればいいような気がしますが、
やってみたところ、整理をするのに大変な時間がかかるようです。
きっと、この調子でいくと数日はかかることでしょう・・・。
まあ、これに関しては、バックアップを取っていなかった自分にも
非はあるわけですから少しずつやるしかありませんね。

という事情がございますので、
「マメ知識」「業務日誌」のアップがおろそかになるかも知れません。
どうか、ご了承ください。
連休明けには、全て復活していることは間違いありません。
生還できればの話ですけど・・・。

私ごとですが、今週末より3日間の予定で、同業者の仲間と
ヨットでクルージングに出かけます。
太平洋のどの辺まで行くかは分からないのですが、
とにかく行ってしまうのです。

転覆するかも知れませんし、
サメに食べられるかも知れません。
また、魔の海域に入って遭難なんてことも・・・。
う・・・ありえないですよね。

生きて帰ってきましたら、
航海日誌をアップさせてもらいますね。

2005年4月24日

佐原事務所ホームページをご覧の皆様へ

いつも当HPをご覧頂き、誠にありがとうございます。
さて現在、私どものHPは更新ができない状態にあります。
といいますのは、先日午前中のトレンドマクロ、ウィルスバスターの
最終アップデート以降、PCの調子が悪くなってしまい、
現在普通になっている状態です。

検証してみましたところ、どうやらハードが逝ってしまったみたいです。
PCをリカバリーしても、反応がなく、なんともできない状態です。
復旧するには、数日かかる見込みです。
復旧いたしましたら、更新履歴にてご案内させていただきます。
何卒、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

さて、考えていても仕方ありません。
良い勉強をしたと思い今回の検証をしてみたいと思います。

まず、昨日午前中に、メールのチェックをと思い、outlookを立ち上げました。
すると、いつものことながら、ウィルスバスターは自動的にアップデートします。
この直後のことです。
どのアイコンをクリックしても、反応なし!
え`ーーーーーーーーーッ!
なにをやってもダメ!

ひょっとしてウィルスに感染??
なんて事も考えてみましたが、心当たりはなし。
うーーーーん???どうなっているの???

仕方がないので、ctrl-alt-delでタスクを確認。
これも全く反応なし。
またまた、うーーーーーーーーーーーん???
仕方がないので、強制終了・・・5秒ルールです。

願いを込めて、再起動してみると、OSは立ち上がるものの、
アプリケーションが表示されない。
正直、血の気が引きました。
何度、同じ事をやってもダメ!
この時点で、泣けてきました。
買って一年もたっていないのに・・・!

仕方がない!次の手段を!
と思っていたところに、テレビのニュースが・・・・。
トレンドマイクロ、ウィルスバスターを午前中に
アップデートしたビルドについて、不具合が・・・・。
なーんだ、そうでしたか!
原因が分かれば、解決したも同じ!

とりあえず、近所のまんが喫茶へ行き、
トレンドマイクロのHPへアクセス、対処方法を見て
自宅に戻り、早速実行。

しかーーし、全くダメ!何度やってもダメ!
セーフモードを立ち上げてもダメ!
ちゃぶ台をひっくり返したくなってきました。
今風の言葉を使うと、キレルですね。

とりあえず、次にできることはと思い、
ハードを外し、他のPCに外したハードを認識させ修復!
これもダメ!なにをやってもダメ!
トホホ・・・・って感じです。
バックアップを取るにも取れない!
こうなったたら、ハードをリカバリーするしか・・・・。
しかし、これをやってしまうと、データは全て消えてしまう。
いま、対策を検討中です。

業務のリスクヘッジは考えていたところなのですが、
PCのリスクを軽く考えていたのが、
今回大事に至ってしまったのです。
かなり、反省しています。

今、この日誌は、近所のまんが喫茶から書いています。
復旧までに、まだまだ時間がかかりそうです。
どうか、皆様ご理解いただきますようお願い申し上げます。

2005年4月18日

半年ほど前のことです。
現在新築中の建物がどうにもおかしいので
調査を依頼したいとのご相談があった案件です。

当時、早速現場を確認しに行ったところ、
それは、うなるほど出来が悪い建物でした。
依頼者さんに、業者さんはどんな対応をしていますか?
との問いに、「大丈夫」「悪いところは直します。」
なんて、まるで他人事のような対応だそうです。

依頼者さんは、建築に関しては素人です。
このままでは、業者の思うようになってしまい、
瑕疵部分を覆い隠し工事を進めしまう可能性が大!
とりあえず、工事は現状で止め要望を書面で出すことに。

しかし、書面で要望を出しても誠意のない対応。
自分のの都合ばかりを言い出して聞かない。
お金を払って欲しい、とりあえず工事を進めさせて欲しい。
これには、さすがに呆れるばかりでした。

私共の職業は、現場を調査し報告をし、アドバイスを
することしか出来ません。
相談者の方にとっては、不動産は一生の買い物。
出来うることは、お手伝いさせていただきましたが、
やはり、法律は守らなければなりません。

そこで、欠陥住宅相談センターなるものが存在するので、
そちらで、対応をすることとなったのですが、
これがまた、時間がかかりすぎーーーる!
依頼者さんは、ご自身で相談センターと掛け合われていましたが、
最近になり、その近況報告を頂きました。

センターから提携の弁護士にその相談が行き、
弁護士から担当建築士なる人に進み、
数日前の相談者さんのメールでようやく、
方向性が決まりました。とのご報告!
正直言って、え゛っ??って感じでした。

私の手から離れて早、4ヶ月近く経ってようやく方向性??
今まで、何を???
どこで、どうなっていたのかは私には分かりませんが、
あまりにも時間がかかりすぎでは??
と思うのは私だけでしょうか?

一生の買い物をして、トラブルに巻き込まれただけでも、
かなりのストレスです。
建築中の建物がどんどん傷んでいく心配、ご近所の目の心配
お金の心配、そのほか、余分なストレスのために、
家庭不和になったりとか。

それぞれ、担当されている方は忙しいのかもしれません。
でも、もう少し相談者の心中を察してもらえたらと思った案件でした。

人の振り見て我振りなおせって・・。
自分自身にも言い聞かせるよい教訓だったかもしれませんね。

2005年4月13日

きれいな桜並木でした。
今日、現場に行く途中の道で、大変きれいな桜並木を通りました。
桜の花が、道の上から横から張り出していて、
まるで、桜のトンネルを通っているみたいでした。
少し、ロマンチックになってしまいました。
でも、助手席はウチのスタッフです。
男二人でロマンチックってチョッと危ないかも・・・。

空は、うす曇で車の中からデジカメで撮影したものですから、
チョッと暗い感じもしますね。
でも、あとは皆さんのイメージを膨らませていただいて
きれいなイメージ画像にしてみてくださいね。



今日は、チョッと大き目の画像を掲載してみました。

撮影をしていたので、前の車との車間距離があいてしまい、
後ろの車に、”プッ、プッッーー”と鳴らされてしまいました。
後ろの人、ごめんなさい!
でも、年間を通して数日しかないこの期間、
こんなきれいな場所をせっかく通ったのでゆっくり行きましょうよ!

最近、業務から離れたことばかり書いていますね。
軌道修正をしなければいけませんね。
少し反省です。

2005年4月9日

チョッと業務とは離れますが・・・。

今日は、私が所属する交流会 
アイチ士業ネットワークの第七回のゴルフコンペでした。
幹事は、なぜか毎回私。
皆さんのお役に立てれて嬉しいのですが、
私ごときでいいの??なんて毎回思ってしまいます。

連絡等の行き違いがあり、チョッと少人数での開催となりましたが、
それぞれ皆さん楽しんでいただいたみたいで何よりでした。

で、ここでチョッとした事件が起こったのでご報告を。
なんと、私がグロス(ハンデなし)で第一位になってしまったのです。
コースとしては、結構タフなコースで、悪戦苦闘したのですが
上がって、順位表を見てみると第一位でした。
スコアの記載は控えさせていただきますね。
ビックリです。
皆さんの集合写真を掲載させていただきます。



ちなみに私は、カマラマンですので移っていません。
皆さんありがとうございました。

2005年4月6日

今日は、移動距離の長い一日でした。

朝一番で、長久手町役場の担当者と現地にて打ち合わせ。
その後、東名高速を使って、蒲郡市へ。
蒲郡市は、測量、境界の現地立会い、説明で、トラブルはなく完了し、
境界杭の埋設を行い、蒲郡市役所に立会い証明の申請、
法務局蒲郡市役所へ分筆登記申請の事前打ち合わせ。

市役所、法務局共に勝手知ったる何とやらで、
打ち合わせは、難なく終了です。
ここまで、完了したのが午後二時。
ようやく、チョッと遅い昼食です。
慌ただしく、昼食を終え次の現場へ。

途中、西尾市で、お客さんと少しだけ打ち合わせ。
次を急いでいても、お客さんに悟られてはいけません。
相手に失礼ですもんね。

次は、碧南市の建物登記調査です。
現場は、まだ工事中でしたが、少しお邪魔して、
建物の調査をさせていただきました。
相変わらず現場の職人さんとは、気が合いチョッと世間話。
職人さんに「あんた現場のことよく知ってるねえ}
なんて、お褒めの言葉も頂戴しました。

昔、建築屋をやっていたせいか、建築現場は何度行っても、
懐かしい気がします。
で、次の移動地は法務局刈谷支局。
到着したのは、午後4時45分。滑り込みセーフでした。
法務局は、午後五時で閉庁です。
必要事項を調査して何とか、
本日のノルマを終了することが出来ました。

ほんと慌ただしい一日でした。
しかし、今日のほとんどの時間は、車の中でした。
うーーん、何か改善の余地があるような気が・・・。

さてさて、シリーズの不動産売買契約についてですが、
こちらのブログではなく、
マメ知識のほうへ掲載させていただきます。
どうぞ、ご覧下さい。

2005年4月4日

今日は、春の選抜高校野球 決勝戦でしたね。
われ等が、地元の愛工大名電が
愛知勢として、16年ぶりの優勝です。
ホント、嬉しいですね。
選手の皆さん、お疲れさまでした。

さて、今日からシリーズで、不動産の
契約から引渡しまでについて、書いていこうと思います。
ポイントさえ押さえれば、難しいことはありません。
一緒に勉強していきましょう!

では、今日は大きな流れを記載しますね。

1、購入申し込み

2、重要事項説明

3、売買契約

4、ローン申し込み

5、内覧会(説明会)

6、代金決済、引渡し

7、登記

と、ザックリ分けますとこのような流れになります。
表にしてみると、意外とすっきりしていると思いませんか?
詳細については、明日以降記載、説明しますね。


今日の現場
今日は、名古屋の中心地 オフィス街での測量でした。
住宅地に比べると、人通り、車の通りも多くまた、
ビルが建て込んでいて、困難を極めました。
しかし、やらなければ!

隣接のビルの所有者にお断りをして、
ビルとビルの隙間に体を入れて、
カニ歩きで、境界点にたどり着く始末。
まだ、カニ歩きでも行けるのであれば、ましな方・・・。

高い塀の上を歩いて、ハシゴのないところで、下に下りる。
どうやって下りるかというと、建物と建物の間に
強引に体をねじ込み、摩擦で滑り降りる。
(体を横にすると、ストンと落ちるので、縦にして体を支える)
なんてことをやってきました。

測量中は、ポイントまでたどり着くのに一生懸命でしたので、
上がるときのことは、考えていませんでした。
下におりて、観測を終えて上を見上げると、
出口は、遥か彼方の上の方・・・。
正直、悲しくなってしまいました。
「これを上がるのかぁ・・」と

しかし、生きて返るためには、上がらなければ・・。
エッチラ、オッチラと、25分かかって、脱出できました。
しかし、あげった時の達成感は何とも言えない物でした。
でも、二度と行きたくないです。

こんな狭いところに今日は入っていました。↓


あまり、行きたくないですね。

2005年4月1日

今日から新年度です。

桜の咲く季節となりました。
(まだ、名古屋ではつぼみは固いようです。)
この時期、というより、今日から新たな年度が始まります。

新しい職場K、新しい学校、環境での生活が始まる日でもあります。
不安と期待が入り乱れて居る人も見えるかもしれませんが、
それは、自分に自信を持って行動することにより、
拭い去ることが出来るかもしれません。
また、不安の先に新たな幸せも隠れているかもしれません。
どうか、プレッシャーに押しつぶされないで、頑張ってください。

私共、佐原事務所も桜の咲くこの季節、
また新たな気持ちで、ガンバッテ行きたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

さて、新年度といえば新たな環境で生活を
始められた人も見えるかと思います。
戸建であったり、マンションであったり・・・。
さらに、賃貸であったり、分譲であったり。

今日は、たまに質問される事柄で、
マンションは、賃貸と分譲どっちが得なの?
といった、事柄について述べてみたいと思います。

賃貸派の人の意見を聞いてみると・・・
分譲マンションは・・・
・ローン金利は、ドブに捨てるようなもの。
・入居と同時に、資産価値が下がる。
・金利の上昇が読めないから、生活設計が立てられない。
・飽きても、引っ越すことが出来ない。
・ローンが終わった頃に陳腐化の恐れがある。

分譲派の人の意見を聞いてみると・・・
賃貸マンションは・・・
・家賃は、ドブに捨てるようなもの。
・いつまで経っても自分の物にならない。
・賃貸に比べて、内装が豪華。
・税制上の優遇措置がない。

とまぁ、それぞれの立場によって、意見も違ってくるものです。
じゃあ、結局のところどれを選択するのがいいの?
ということになります。
それは、人それぞれ、ライフスタイルがありますよね。
そのライフスタイルに合ったものをチョイスすればいいのでは?
という回答に行き着くのではないかと思います。

身軽で居たい人は、賃貸で、
こだわりのある人は、分譲で。
いずれにおいても、リスクはつきものです。
購入後、入居後のリスクを視野に入れて考慮すれば良いと思うのです。

分譲であれば、いずれは自分のものになると思って購入しても、
終身雇用制度がなくなりつつある今では、
不測の自体がいつあっても、おかしくはありません。
例えば、購入後10年後にリストラされたとき、資産価値は下がり、
ローンも、まだ25年残っていれば、売るにも売れない状態になります。
また、管理組合のこと、購入後のメンテナンス、
ライフスタイルの変化、転勤などなど・・・。

賃貸であれば、今はあまり言われなくなりましたが、
老後は借りられなくなる。
家計のバランスシートに、不動産が計上されない?。
防音などの、住環境が劣る。

となってくるかと思います。
いずれにしても、お買い時、当店のお薦め賃貸物件と
言った言葉に惑わされずに、自分ライフスタイルに合う
ものを選択するのがベストではないでしょうか?

不動産というものによって、人が不幸にならない為に、
ご自身のライフスタイルを今一度再認識されるのも良いかも。

幸、不幸という言葉を考えながら、この日誌を書いていたら、
昔読んだゲーテの本での中から、こんなフレーズを思い出しました。

「喜んで事をなし、なされた事を喜ぶ人は、幸福である。」

2005年3月30日


日本代表 バーレーン戦勝利!

業務とは、少々離れますが、サッカーWP予選
バーレーンに勝ちましたね。
現在、予選組2位 次回はバーレーンのアウェイ戦
バーレーンの主力選手2名がイエローを貰い、
次回は、かなり有利の展開となりますね。
是非ガンバッテ貰いたいものです。

それにしても、サントスから高原の左サイドの攻撃、
あと、一歩でしたね。
うーーん、できれば自力で得点をして欲しかった。

ずいぶん前ですが、名古屋の銀行ですれ違った、
楢崎選手も検討していましたね。
テレビで見ても、やはり同じ人でした。
やはり、かっこいいですね。

日本経済も、明かりが見えてきたといわれていますけど、
今日のサントスー高原ラインにみたいに、
突破口を早く見出して欲しいですね。

2005年3月29日

昨夜は大変でした。

以前より、住み替えのご相談を受けていたK様からの
ご連絡からそれは始まりました。
K様は、新居に対する不安が当初よりあり、
私に対し、真剣に疑問をぶつけて下さり、
私もできる限りの対応をさせていただきました。
頼られれば嬉しいもので正直、私も熱かったです。

しかし、落ち着かれたのか暫くの間、連絡はありませんでした。
気にはなっていたものの、こちらから連絡をするのは
失礼かと思っていた矢先、再度ご相談のご連絡がありました。
それが、最後のご相談を受けてから数ヶ月が経った昨晩のことでした。

電話が鳴り、新居のデザイン、居住性についてお話をしていました。
やはり、不安はぬぐいきれない様子で、また、
時間も空いたせいか、遠慮がちに話されていました。
しかし、お話をされて行くうちに、本音の部分を
少し出して頂き、なんとなく理解できる部分を
うかがい知ることが出来ました。

K様は、新居に対し不安などがあるため、
今でも、引越しをされずにマンションに住まいされていました。
やはり、一生の決断に近い新居への引越しは
慎重にならざるを得ないものだと私も再度認識しました。
不動産と人との関係において、不幸が発生しては
これからの人生に大きな支障をきたす事になります。
くれぐれも、慎重にしたいものです。

さて、私が最初にご相談を受けたのは、
既に新居が決まっており、引渡しを受けた後のご相談でしたので、
出来るアドバイスとしては限られてきます。
そのような中でも、K様はご自身で考えられ、
私に疑問をぶつけ、問題解決に取り組んでこられました。

昨晩のお電話では、結果の合否は、
ご自身でしなければならないのは、
十分にご理解されている様子で、これからまだまだ、
問題解決、妥協点をご自身で模索しなければならない
認識でおられ、不安げな印象を強く受けました。

で、何が大変な昨晩かと言いますと、
そのお電話を頂いたのが、午前1時。
お仕事の都合もあるのかと思いましたが、
チョッとだけ驚きました。
それも、帰り道の道中にお電話して下さっていたのです。

しかし、K様の口ぶりは真剣そのもの。
遅い時間に電話をするのは、それなりに勇気がいるものです。
私も、真剣に対応させていただきました。
お話をしながら、「すみません、今家に着きました」
と、ほっとし、なにやらガサガサしていると思ったら
「かかかか鍵がなーーい!!!」ですって。
これには、私も「え゛っーーー!」って感じでした。

佐 「ご家族に連絡をされては?」
K 「・・・・・・」
どうやら、いえない事情があるらしいです。
新居の問題があるのかもしれません。
不動産は、家庭を幸せにもするし、不幸にもする。
言っていただくまでは、こちらからは聞けないところです。

K 「どうしたらいいでしょうか?」
  結構慌てている様子です。
佐 「うーーん・・・(見捨てることは出来ないし、行った方が早いかも?)」
  で、つい、「近いので、そちらまで行きます。」

お宅まで、出向き鍵の段取りをして差し上げ、
(今は、鍵屋さんも24時間営業ですね)
ほっと、一安心。
恐縮しながら、丁寧にお礼を言われ、
心ばかりの品(自販機で買ったペットボトルのお茶)
をいただき家路に。

帰宅し、時計を見るとなんと、3時半!
まぁ、何事もなかったのでいいか!
しかし、驚きと、慌てた3時間でした。

鍵屋さんを段取りしている途中、
色々お話をさせていただきましたが、
まだまだ、これからエネルギーが必要な様子でした。
K様どうかガンバッテください。
また、何かありましたら、いつでもご連絡を下さい。
昨晩のことがあれば、何も恐縮することはないですよね。

この内容に関しては、K様にご了解を得て掲載しております。

ちなみに、私は始め、K様はお酒を飲まれているのかと
思いましたが、そうではなさそうです。
ご本人の名誉のためにも・・・。

おもしろ、おかしく書いてしまいましたが、
不動産によって、人が不幸になることが
あってはならないということがお伝えしたかったのが、
本日の趣旨です。どうかご理解を!
  
 

2005年3月5日

新築建物引渡し前の建物調査で・・・
引渡し前の建物調査で、少し熱くなってしまいました。
大手ハウスメーカーの物件での出来事でした。
現場に到着し、調査を行おうと「お邪魔します。」と
依頼人の方と建物の中に入ろうとした時から始まりました。

「購入者以外の方は、ご遠慮願います。」と、
下請け業者らしき監督さんのいきなりの発言。
久しぶりに聞いた台詞でした。

「営業の○○さんにはその旨は伝えて、了解は貰っていますが。」
「○○さんは今日は、どうされたのですか?」
と、依頼者さん。「本日は所用で・・・」と悪びれる様子もなく。
この時点で結構びっくりですね。2千万円を超える買い物をするのに、
担当の営業マンが来ないとは!

依「今すぐ呼んでいただけませんか!」
監「本日は、連絡が取れないとのことで・・・」
全「はぁ???」
依「○○さんが今日の日を指定されたのですよ」
口調は穏やかでも、依頼者様のご主人は結構この時点で来ていました。

玄関前でやり取りが続き、らちが明かないので、
「佐原さん、私が購入する家ですから、大丈夫です。お願いします。」
と、ご主人様にドアを開けていただいて、中に入ろうとしたその時、
なんと中ではまだ、仕上げ工事が行われていたのです。
依頼者のご主人様は、この時点で怒りは頂点に・・!
この後の、やり取りはご想像通りですので、
記載は控えさせていただきます。

内覧会が出来る状態ではないのに、購入者を呼んでしまっているのです。
後からよくよく話を聞いてみると、下記のような内容でした。
工事が遅れている。

納期に間に合わない。

しかし、支払いは期日にしてもらいたい。

とりあえず、引渡しをして、登記をする。

融資を実行。

支払いを受ける。

今回の場合は、銀行融資でしたのでとりあえず抵当権を設定すれば、
融資を受けることは出来るため、何とかしたかったようなのです。

でも、工事途中であれば躯体や下地の確認もかえってしやすいというものです。
発想の転換ですね。
依頼者様には気を取り直していただき、私はずけずけと調査をさせていただきました。
監督さんには、鬱陶しい光線を浴びせられましたが、ひるまず、ひたすら調査です。
致命傷にはなりませんが、今日見ておいて良かったという箇所はありました。
そのことを、側にいた現場の職人さんに伝えると、「はいはい、了解!」と、気のいい返事。
これなら、依頼者様も安心できるってものです。

しかし、監督さんは憮然とした態度で、「それは、そのような仕様です。」
一人、浮いちゃってます。何だか、可愛そうな気持ちになってきました。
どうして、お客様に対しこのような態度が取れるか不思議ですね。
まあ、仕事をするのは職人さんです。
あの、職人さんなら安心して仕事を任せることができます。
いつものことですが、職人さんとは気が合う佐原です。
完成が楽しみです。

2005年2月27日

久しぶりの業務日誌更新です。
日常の業務に追われ、HPの更新が滞っていました。
大変失礼いたしました。

最近の問い合わせの傾向を見てみますと、
やはり、新築住宅に関するご質問が多いですね。

内容は・・・・
1、建築途中の建物で、建築業者との行き違いによるトラブル。
  これは、大手のハウスメーカーでもあります。
  先日、お問い合わせ頂いたのは、超大手で、
  
  内装仕上げの変更について、営業マンはお客さんから聞いていて、
  「承知しました」とその場で返事。
  ↓
  しかし、営業マンは、上司と現場監督などに報告をしていなかった。
  ↓
  数日後に現場を見たお客さんは、変更されていないことを発見。
  ↓
  営業マンは、「出来るかどうか確認してみます」としか言っていないと言う。
  ↓
  会社側の対応・・・書面での変更の確認がされていませんし・・・
             完成してしまったので今更・・・・・
             改修を行うと費用が発生しますよ。

  引渡し時期が、迫っていて私のところへ電話で相談。
  このような内容でした。


やはり、新築案件に対する相談が多いですね。


一生の買い物となる不動産の購入時には、
自分でも、注意をする必要があります。
そこで、「調査業務サイト」の中に、「物件簡単チェックシート」があります。
まだ、作成途中ですがご活用頂き、トラブル回避に
お役立ていただければと思います。
A4でプリントできるようになっています。

ps 「物件簡単チェックシート」・・・リンクが切れていました。
   大変失礼いたしました。

2005年1月17日

遅くなりましたが、本年もよろしくお願いいたします。

昨年暮より、仕事が多忙でしたので、
HPを更新することが出来ませんでした。
この業務日誌をご覧のの皆様、大変申し訳ありませんでした。

さて、最近多い問い合わせが、「不動産業者さんを紹介して欲しい」
といった問い合わせです。
詳細は記載することが出来ませんが、
特に多いのが、購入の際に些細な行き違いから、
発生する信用問題が多いですね。

私共は、不動産業さんと確かに繋がりはありますが、
業者さんへの責任等もあり、今まではお断りしていました。
しかし、相談者の方の応対を考慮して、
ご紹介させていただこうと考えております。


2004年11月30日

■■サッカー日本代表 楢崎選手と・・・■■

それは、11月29日(月)午後1時に
千種区本山の某銀行に行ったときのことでした。
所要で、2階に通され席に着こうとしたとき、
「あれ?なんか見たことある人・・・誰だっけ?」
と、見慣れた顔の人とすれ違いました。
「知り合いと似た人かな?何処かで会った人かな?」
なんて、気にも留めずにお仕事、お仕事と思っていた所に、

一緒に居た人が、「楢崎!サッカーの楢崎だよ」
と、教えてくださいました。
「えっ?!」と思い、再度見てみると「楢崎選手でした。」
「おーー!なるほど!どうりで見たことある顔だぁ」
と、思いながらも、お仕事、お仕事。
やはり、かっこいいですね。
意外なところで、意外な人と会うと
なかなかピンとこないものでした。
(内心、写真撮りたかったぁ・・。)

以前、熱田区神宮前の
某うなぎ屋さんに行ったときにも、
松原智恵子さんとお会いしました。
その時は、松原さんと目が合い、
あちらから会釈をされてきましたので、
こちらも、「こんにちは」と軽くご挨拶を。

しかし、知っているんだけど、誰だっけ?
向こうから、挨拶をしてきたし・・・
近所の人?お仕事をさせていただいた人?
それにしても、綺麗な人だ・・。
うーーん、分からないと思いつつ、三歩進んだとき、
「あ゛っ!女優の松原智恵子だ!」
どうりで、見たことあるはずだあ・・。

しかし、人に見られる商売をしているせいか、
もともと、そうなのか分かりませんが、
いずれの人も、何だか緊張感があり、
オーラって言うんでしょうか、颯爽としてましたね。
見習わなければ。
と、ちょっと良い刺激を受けた一日でした。

2004年11月19日

■■一難去ってまた一難■■
不動産売買のトラブルが後を絶ちません。

先日、建売の物件を購入された方から、
何とか、こちらの要望も聞いていただき、
受け渡しの日取りも決まりました。
ありがとうございました。
との連絡を頂きました。

この案件は、契約から引渡しの日取りを
決まるまでに、不動産業者さんとの意思疎通が、
上手くいかず、トラブルになった事例でした。
ポイントは、口約束の部分があり、
その事柄について、なかなか不動産屋さんが
動いてくれなかったといった内容です。

やはり、一生の買い物をする訳ですから、
双方が、合意した部分に関して、
契約書に記載するほどの内容ではない場合には、
何でもいいから、書面で残すことが必要であると
再認識しました。
口約束のみでは、言った、言わないと言う事に
なってしまいますよね。

相談者の方が言ってみえたことですが、
初めてのことなのでよく分かりませんでした。
不動産業者さんを信用するのもいいけど、
もっと自分でも勉強をしなければいけませんでした。
しかし、何を勉強してよいのかも分かりませんでした。
根が深く、重い言葉でしたね。
でも、何はともあれ良かったですね。

そして。相談者の方から頂いた、「ありがとうございました。」
大変嬉しいものです。
お金には代えられないものがあります。
感謝の言葉がいただけることが、
やはり、この仕事をしていて一番嬉しいですね。
残すは、登記のみです。
ここまで来れば、心配ないかと思います。

と、ホッとしていた矢先に、
次の、深刻な相談が入りました。
その案件は・・・・
現在、建物を新築中なのですが、建築業者さんの
施工が心配で見て欲しいとのことです。
お電話で、伺った限りでは、
新築中にも関わらず、基礎のコンクリートにひび、
施工途中の壁の内側にカビ、床に余分な穴が・・・。
とのこと。ただならぬ状態のようです。
明日、現場で打ち合わせの予定です。
大事に至らなければ良いのですが。


2004年11月13日

■■裁判外紛争手続き、土地家屋調査士にも代理権 政府方針■■

 もめ事が裁判に持ち込まれる前に、
政府の認定した機関が仲裁や調停で解決を促す
「裁判外紛争解決手続き」(ADR)の新設に合わせ、
社会保険労務士や土地家屋調査士が、
その仲裁や調停に代理人として参加できる見通しとなった。
政府の司法制度改革推進本部が10日までに方針を固めた。

 同本部は、民間などの紛争処理機関に
政府のお墨付きを与えるなど、
ADRの制度化や利用促進を図る法案を今国会に提出している。
これに合わせ、ADR機関で行う仲裁や調停に、
代理人として参加できる資格をだれに付与するかを検討していた。

 この結果、訴訟代理権のある弁護士や、
一部の訴訟で代理権が認められている司法書士や弁理士に加え、
訴訟代理権のなかった社会保険労務士や土地家屋調査士にも、
ADRでの代理権を認めることにした。
社会保険労務士は労働紛争などについて、
土地家屋調査士は土地の境界紛争について、
それぞれ専門的な知識や経験を活用させる狙いだ。
 
税理士や不動産鑑定士、行政書士にも
代理権を与えるよう各業界団体が求めたが、
「実績などを見極めて再度検討する」と見送られた。
税理士については、当事者の代理人ではなく
ADR機関の相談者として手続きに参加できることになった。
(11/11 15:36)


私たち土地家屋調査士にも、
「裁判外紛争解決手続き」(ADR)の
仲裁や調停に代理人として参加できる見通しとなったようです。
これは画期的といえることではないでしょうか?

これが正式に決定されれば、私たち土地家屋調査士は、
よりいっそう、専門分野の知識と技術のの向上に
研鑽しなければならない。
さらに言えば、専門分野以外の勉強もしなければ、
不動産に係る権利の明確化を期し、
国民の信頼に応えることができないのでは。

世の中は今、急速に変化しています。
自身と世の中の将来見通しを、
よほどしっかりとしないと、
大きく判断を誤る可能性がある。
これは、私たち専門職業家のみならず、
国民一人一人に言えることではないでしょうか。

2004年11月12日

■■自分の身は自分で守るしかないの・・・■■

今日の中日新聞一面から

中国原潜とみられる潜水艦の領海侵犯事件では、
政府対応に不手際が相次いだ。
防衛庁が侵犯直後に海上警備行動を求めたのに対し、
首相官邸が判断を保留。
結局、海上自衛隊への発令は潜水艦が領海外に
出たあとになった。
また、事件の公表や与党への連絡の後手に回るなど、
危機管理に多くの課題を残した。

一連の対応について、細田官房長官は十日午後の
記者会見で
「久しぶりにこういうことが起こったせいか、
マニュアル通り連絡が行われず、一部通報が遅れたようだ。」

いやぁー笑えますねぇ。
国の根幹ともいえる、国防・防衛。
自国の領海を侵犯されたにも関わらず、
官邸のレスポンスが悪く、「マニュアルどおりに・・・」
で片付けられてしまう。
これでは、防衛庁もやる気なくなっちゃいますよね。

これって、自分の家に泥棒が入ったとき、
泥棒の背格好、人相、人数などを覚えている間に
出て行かれたのと同じことですよね。
そして、その後に110番通報。
警察も、コーヒーを飲んでから出動って感じですかね。
世の中に、こういう人っていますかねぇ。

昨今は、泥棒と疑わしい時点で、警備会社に
通報が入ったり、来たりの時代にもかかわらず・・。
こんなことやっているから、世の中にマニュアルが氾濫して、
イレギュラーが起きときに、対応が出来ない世の中になっちゃうのでは?

これが不動産取引において、
「マニュアル通りではなかったので、
私共に非はございません。お客様の責任でございます。」
と、不動産会社から言われたらどうします?
不動産という一生の買い物をする時に・・・・。

政府がそんな対応であれば、
民間の不動産業者も大手、中小に関わらず、
ありえないことはないですよね。
となれば、最終的に自分の身は自分で
守るしかないとなってきますよね。

不動産購入者の皆さんも、
「初めてのことだから、業者さんにお任せ。」ではなく、
ご自信でも勉強されて、契約までに80%のエネルギーを
使うくらいの覚悟で臨まれては如何でしょうか?
そうすれば、トラブルに巻き込まれることは
回避できるのではないでしょうか?

それにしても、細田長官のコメントは面白すぎでしたね。

2004年11月7日

名古屋での「伊能忠敬の日本地図展」無事終了しました。
沢山のご来場ありがとうございました。

10/30(土)、10/31(日)には、ナゴヤドームに23,766名
11/2(火)?11/7(日)には、徳川美術館に約12,800名という沢山の方がご来場いただきました。
私も、展示スタッフとして参加させていただきましたが、関心の高さには大変驚きました。

伊能忠敬が制作した日本地図(略称・伊能図最終本)は、
大図214枚、中図8枚、小図3枚で構成されています。
中図8枚と小図3枚は国内に写しが伝存することを確認しているが、
大図写しは国内各地を合わせて約60枚の現存が知られているのみで、
ほとんど滅失したと考えられてききました。
このほど、アメリカで伊能大図写し207枚の所在を確認したため、
今回、「アメリカ伊能大図里帰りフロア展」として日本各地で展示会が開催されているものです。
私は、ナゴヤドームで伊能大図(日本全土)を並べるお手伝いさせていただきましたが、
そのボリュームの凄さには大変驚きました。
今では、技術や機器が発達し、人口衛星などで出来てしまいますが、
それを全て、歩測などの手作業で作ったとは・・・19年もの歳月がかかるはずだよ。
昔の人はやはり凄い!と。

色々と、質問される人も多く、多かった質問の一部をご紹介させていただきます。
質問1.どうしてアメリカで発見されてのですか?
    (どうしてアメリカに日本の地図があるのですか?)
答え それは、不明です。(すみません)
    アメリカ議会図書館に1897年には既に存在していたとされており、
    入庫記録も残っていないために不明とのことです。
    戦後の混乱期に米軍が持ち帰って入庫されたことはないようです。

質問2.縮尺はどれくらいですか?
答え  大図が3万6千分の1
     中図が21万6千分の1
     小図が43万2千分の1 となっています。

質問3. 精度は良いのですか?
答え  今の精度と比べても大きな差はなく、95%以上の精度で作られています。
     色々な説があるため詳細は調べることが出来ませんでした。

質問4. 伊能忠敬は何年で地図を完成させたのですか?
答え  西暦1800年の春(55歳)から東北を出発して、
     1816年の冬まで、日数にして、3753日かけて測量を行いました。

質問5.伊能忠敬は歩測で日本全土を測ったと聞きましたが本当ですか?
    また、歩幅はどれくらいあったのですか?
答え 全て歩測という訳ではなく、「導線法」という技術では、鉄のくさりや、
    藤で作った「ものさし」も併用して測量を行いました。
    歩幅は一歩が69センチとされています。

他に色々な質問がありましたが、私も不勉強で答えれない部分もあり、
ご来場された方には失礼があったかもしれません。
この場をお借りしてお詫び申し上げます。
ここには、皆様からの質問で多かったものを掲載いたしました。
このような機会がなければ私も勉強などしなかったことでしょう。
今回は、大変良い経験をさせていただきました。    

徳川美術館での質問番外編
質問1 トイレはどこですか?
質問2 庭園にはどういったらよいですか?
などなどでした。

2004年11月4日

大変嬉しい連絡をいただきました。
3ヶ月くらい前でしょうか。
ホームページをご覧になられた方からのご相談でした。
県外のかたから、私の住む緑区に不動産の購入にあたって
の相談と言った内容です。
相談の内容はプライバシーの問題もあり
詳細の記載は控えさせていただきます。

簡単な内容だけ記載しますと、仮契約まで行きながら、
不動産業者さんとの行き違い、トラブルにより
希望の物件が購入できなかったと言う内容です。
それは、不動産業者さんから購入希望者に対し、
たった一本の電話で回避できたことなのです。
そこで、信用の出来る業者さんをと・・私共に相談ありました。

私共も専門ではないので、日ごろ付き合いのある不動産業者さんに
お願いをしましたが、相談者のかたの予算、場所などの条件を
満たす物件がなかなか見つからず、この地方の新聞の折り込み広告、
情報誌などを時間も経過していたためお送りさせていただきました。
すると、わざわざ電話をいただき、
「希望の物件が見つかりそうです。ありがとうございました。
また、何かの時にはお願いします。」

何はともあれ良かったと思っていた所に、今日お電話を頂き、
「契約が無事出来ました。ありがとうございました。
付きましては、登記業務があります。そのときは是非お願いします。」
とのことでした。
私はその方と電話で数十分お話をしただけです。
にもかかわらず、覚えていて下さり、仕事の依頼まで・・・。
本当に嬉しい限りでした。ありがとうございました。


私が考えることは、
どうすれば、消費者が安心して不動産を購入できるか。
何をお手伝いすれば、消費者が不動産の取引でトラブルを回避できるか。
安心、安全を考えて物件調査、境界問題、アドバイスについて考えております。
不動産の購入は、人生の一大イベントであり、
不動産は、かけがえのない財産です。
トラブル回避にお役に立てるということは、
私にとってかけがえのない仕事です。
そして、トラブルがなく円滑に取引が行われ、
私共に相談がなくなることが、もっとも理想ではないかとも思います。

最後に少しだけアドバイスを。
不動産の購入にあたり、契約までに8割のエネルギーを
費やすことをお薦めします。
そうすれば、トラブルに巻き込まれることはないと思いますが。
それでも、分からないとか、納得がいかない場合には、
第三者に相談することをお薦めします。






2004年11月2日

法務省が下記のような内容でパブリックコメントを募集しています。

不動産登記令案」に関する意見募集

 第159回国会において成立し,平成16年6月18日に公布された「不動産登記法」(平成16年法律第123号。以下「新法」といいます。)は,公布の日から起算して1年を超えない範囲内において政令で定める日から施行される予定です。 新法においては,(1)申請情報の内容(新法第18条),(2)申請情報と併せて登記識別情報を提供しなければならない登記(新法第22条本文),(3)登記すべきものでないとき(新法第25条第13号),(4)申請情報の提供方法並びに添付情報及びその提供方法等(新法第26条),(5)登記義務者が行方不明の場合において担保権の登記の抹消を単独で申請する場合における添付情報(新法第70条第3項前段),(6)写しの交付を請求することができる図面(新法第121条第1項)について,政令に委任することとされています。 法務省民事局は,新法の委任に基づく,これらの(1)から(6)までの事項を定めるため,「不動産登記法施行令」(昭和35年政令第228号)の全部を改正する「不動産登記令」を制定することを検討していますので,これに対する皆様の御意見をお寄せください。 なお,いただきました御意見については,法務省民事局において取りまとめの上,今後の検討に当たり参考にさせていただきますが,その内容を公開する可能性があること,個々の御意見に直接回答することはないことをあらかじめ御了承願います。
<意見募集要綱>
1 意見募集期間
 平成16年10月8日(金)から平成16年11月8日(月)まで
2 意見送付要領
 住所(市区町村までで結構です。),氏名,年齢,性別及び職業を記入の上(差し支えがあれば,一部の記載を省略しても構いません。),電子メール,郵送又はFAXにより意見募集期間の最終日必着で送付してください。 なお,電話による御意見には対応することができません。
3 あて先
  法務省民事局民事第二課 電子メール:minji44@moj.go.jp 郵   送:〒100?8977      東京都千代田区霞が関1?1?1 F A X:03?3592?7913
4 問い合わせ先
  法務省民事局民事第二課 TEL:03?3580?4111(内線2439)
5 不動産登記令案【PDF】
 不動産登記令案の概要【PDF】


とまあ、このような内容となっています。
私の所属する愛知県土地家屋調査士会や日本土地家屋土地家屋調査士会連合会などから、
パラパラと情報が入ってきています。
私の感想としては、水面下でのイニシアチブを取るための攻めぎあいって感じがしますね。
どちらでもいいのですが、誰のための、何のための法改正かを考えて欲しいですね。
ようは、国民へのサービス向上を主眼とすることを忘れないで欲しいものです。
さて、締切日は来週月曜日、もう少しパブリックコメントの内容をまとめるとしますか。