2004年11月19日

■■一難去ってまた一難■■
不動産売買のトラブルが後を絶ちません。

先日、建売の物件を購入された方から、
何とか、こちらの要望も聞いていただき、
受け渡しの日取りも決まりました。
ありがとうございました。
との連絡を頂きました。

この案件は、契約から引渡しの日取りを
決まるまでに、不動産業者さんとの意思疎通が、
上手くいかず、トラブルになった事例でした。
ポイントは、口約束の部分があり、
その事柄について、なかなか不動産屋さんが
動いてくれなかったといった内容です。

やはり、一生の買い物をする訳ですから、
双方が、合意した部分に関して、
契約書に記載するほどの内容ではない場合には、
何でもいいから、書面で残すことが必要であると
再認識しました。
口約束のみでは、言った、言わないと言う事に
なってしまいますよね。

相談者の方が言ってみえたことですが、
初めてのことなのでよく分かりませんでした。
不動産業者さんを信用するのもいいけど、
もっと自分でも勉強をしなければいけませんでした。
しかし、何を勉強してよいのかも分かりませんでした。
根が深く、重い言葉でしたね。
でも、何はともあれ良かったですね。

そして。相談者の方から頂いた、「ありがとうございました。」
大変嬉しいものです。
お金には代えられないものがあります。
感謝の言葉がいただけることが、
やはり、この仕事をしていて一番嬉しいですね。
残すは、登記のみです。
ここまで来れば、心配ないかと思います。

と、ホッとしていた矢先に、
次の、深刻な相談が入りました。
その案件は・・・・
現在、建物を新築中なのですが、建築業者さんの
施工が心配で見て欲しいとのことです。
お電話で、伺った限りでは、
新築中にも関わらず、基礎のコンクリートにひび、
施工途中の壁の内側にカビ、床に余分な穴が・・・。
とのこと。ただならぬ状態のようです。
明日、現場で打ち合わせの予定です。
大事に至らなければ良いのですが。