2018年11月29日

参議院予算員会 黒田日銀総裁

昨日に引き続き、日銀総裁関連のネタです。

参議院予算委員会で日銀黒田総裁が、現在行っている量的・質的金融緩和からの出口戦略に関し答弁されました。

REUTERS記事から
https://jp.reuters.com/article/boj-kuroda-idJPKCN1NV0NG

結論は、「日銀は、物価安定という自らの使命を果たすために、現在の強力な金融緩和を粘り強く続けていくことが必要」と、今後も2%の物価安定を目標とする答弁をされました。

いろいろな経済指標からは、ようやくデフレから脱却したような・・・と言ったまだまだ弱気のコメントがマスコミなどで見られます。
インフレ率2%が早く安定するよう政策の実施をお願いしたいですね。

余談ですが質問に立たれた藤巻健史委員って、20年以上も前から超円安(1ドル400円)時代が来るとか、ハイパーインフレが起こるとかの持論をお持ちの方ですね。
以前、高橋洋一氏が国会に参考人として出席されたときに、高橋氏が藤巻氏に「藤巻さん、そうおっしゃるけど、二十数年間ずっと外れてるんですけど、どうなんですか」と逆質問したら、「たしかに私はずっと外れています」ってあっさり認めて国会が大爆笑になったことがある人ですね。

ずっと外れている人が国会議員として金融政策の質問をしても説得力がないように思うのですが・・。

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