2008年9月15日

リーマンブラザースが破綻

今日の夕方、アメリカ証券業界代4位のリーマンブラザースの破綻が報道されました。
3月のベアスタン-ズの実質破綻に続くものです。
日本の市場に照らし合わせると97年の三洋、山一證券の破綻と同じ道のりに写って仕方ありません。
しかし、日本の場合と比べるとあまりにも早いです。
それだけ今回のサブプライム問題を発端とする金融問題が巨大すぎて底知れないことなのでしょう。
このリーマンBr、資本力は野村HDの2.6倍とのこと。
それが破綻とは驚きを隠せません。


米国で何かあるときって、日本のマーケットが休場である場合結構多いような気がするのは私だけでしょうか。
今日も、日本のマーケットは休場。プラス中国、香港、韓国も休場。
よかったのか、悪かったのか・・。

で、このような状況でGSRを覗いてみますと、なんと71ではありませんか!
9月7日にこのブログでインテグリティ・バンクの破綻を書いたときは65。
GSR指標があがるのが早いような気がします。
また、数値が高くなるほど金融機関の破綻も多くなるような気が・・。
そして、歴史が繰り返されているような気が・・・。
なんだか、今年は世界経済、ペーパーマネー投資の終焉へのプロローグの年って感じがしてしまいます。

米国の証券会社大手が破綻したとなれば、当然ドル円にも影響は出るはず。
これも覗いて見ましたら、ロンドン市場が開場している午後5時38分に104円50銭台をつけたものの
それからは、NYが開場している16日の午前0時には106円台を回復。
普通に考えれば今日のような事件があれば当然ドル安に進むはずですが持ち直している。
不思議なのです。協調介入でもされているのでしょうか?分からないことばかりです。

さらに原油を覗いてみると、95ドル台と147ドルから約3分の2に。
まだまだ、高いですけどずいぶん下がってきました。
これで、ガソリンも下がってくれることでしょう。

ちょっとだけどうでもいいお話を・・。
先日、車を運転していたところ、ガソリンのメーターのエンプティーランプが点いていました。
いつもガソリンは、キーホールダー式のクレジットで大体きまった所で入れるのですが、
その日は、近所にそのクレジットが使えるスタンドがありませんでした。
そのような日に限って財布の中をみても1000円しかありません。心細いばかりです。
どうにもガス欠で止まりそうでしたので、何とかセルフスタンドまでたどり着き1000円分を給油。
何も考えずに1000円を投入し給油レバーを握ったら一瞬で給油完了です。
え?もうおしまい??
給油量約5.5リッター。このときほどガソリンが高いと感じたことはありませんでした。
原油が3分の2になったのだからガソリンも早く3分の2になって欲しいものですね。