2018年12月19日

米株低迷時の金融引き締め

米国株売り込まれた状況で利上げ断行なら極めて異例との記事

Bloomberg記事から
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-18/PJWPYH6JIJUZ01?srnd=cojp-v2

株価低迷時の金融引き締めは1980年以降2回目、1994年以降では初めてのようです。
発表は明日の朝起きてからの確認となります。

トランプ大統領のつぶやきに影響されるのでしょうか、それとも・・といった感じです。
利上げ見送りであれば、米株は↑、ドル安円高で、日本株は↓となるでしょう。

ブルームバーグが調査したエコノミスト89人中2人以外は利上げだそうです。大方の予想が当たるのでしょうか・・・。

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2018年12月18日

米銀 景気後退シフト

米国の銀行株は今月に入ってから、景気後退(リセッション)への懸念を背景に急落しているとの記事

ロイター記事から
https://jp.reuters.com/article/us-banks-recession-idJPKBN1OH0GG

米国の銀行は、リスクが高いとみなされる顧客との取引を縮小しており、こうした動きは近くリセッション(景気後退)がもたらす痛みを受けることを覚悟している証拠とも言える、と。

なるほど、私の周りの銀行も取引を縮小しています。世界共通ということのようです。

で、記事によると、ローン申請の半分は却下、サブプライム層の口座の7%を閉鎖、その他のローン、クレジットカード融資などすべてが縮小傾向にあるようです。マネーの流動性がなくなれば当然にリセッションに向かうことに・・。
来年は年明け早々から厳しい状況になりそうな感じが・・・・。

明日は、FOMCです。こちらも重要です。利上げが見送られると米株は↑となるでしょう。しかし為替はドル高?円高?

おまけ:昨日、書きましたように日経先物3月限ロングを21,300円でロスカット、同時に21,300円でショートポジションを取りました。

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2018年12月17日

19年国債発行 減額

2019年度国債発行計画で、市中発行額の総額を18年度計画から4.8兆円減らし、129.4兆円、個人向けを含めたがくは150兆円とする方針らしいです。

日経新聞記事
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39014000W8A211C1NN1000/

Bloomberg記事
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-16/PJP5NL6KLVR501


アベノミクスがスタートしたときは160兆円でしたので約10兆円の減額です。ということは、市中に出回るお金が10兆円分少なくなるということになるのでしょう。まあ、景気によろしくない影響を与えることになるでしょう。
せっかく、雇用、失業率も良い数字になってきているのに・・なぜ?役人さんの利権でもあるのか、それとも現在の資産家のための忖度なのか・・。

おまけ:このような政策が出されたこと、テクニカル的によろしくない前兆が出ているので、本日中にポジション、ロングを解消してショートに切り替えます。

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2018年12月16日

日曜休刊

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仮想通貨

久しぶりに仮想通貨に目を向けてみました。

ビットコイン36万5千円、イーサリアム9375円、リップル32円とかなり下落しています。
ネットニュースなどでも、ネガティブな話題が多くなっています。

MONEY VOICE記事から
ビットコインはもう用済み、ついにIMFが世界通貨リセットと統一通貨発行へ動く

日刊ゲンダイデジタル記事から
5分の1まで暴落のビットコイン 今こそ買い時か完全崩壊か

ダイアモンドオンライン記事から
仮想通貨のバブル崩壊が望ましいことでもある理由


仮想通貨は、毎年年末になると上昇していましたが、今年はそのパターンもない模様。
もともと、経済的価値やは裏付けは全くなく、11月19日にこのブログで書いたオランダチューリップバブルの現代版といった感じで、いずれ消えていくのではないでしょうか・・・。

マイニング業者は採算は取れていない状況、またかなりの保有者が含み損状態、いつかは上がると思っているうちに価値が「0」になんてこともあり得るかもしれません。
しかし、こんな状況でも仮想通貨関係で儲かっている人っているのですよね。

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2018年12月14日

ヘッジファンドとイールドカーブ

昨日からネット回線かモデムの調子が悪く接続ができませんでした。
大変失礼いたしました。

REUTERSにヘッジファンドとイールドカーブと運用成績の記事がありました。

REUTERS記事から
https://jp.reuters.com/article/column-hedge-fund-yield-curve-idJPKBN1OD0EE

12月11日に日銀のETFの買い支えが強く、今年はヘッジファンドによる日本株の売り崩しが難しく厳しい業績ということをこのブログで書かせていただきました。
REUTERS記事にも今年は苦労の絶えない・・と冒頭からあるので、やはり厳しかったのでしょうか。来年もFRBの方針次第とも書いてあり、利上げを織り込むこともできないようです。
また、今日、トランプ大統領が来週のFOMCは利上げをすべきではない、というようなことも発言。

記事の末尾に書かれている金利から見たドル優位の可能性もあるかもしれないです・・・・が、信じたときはいつも裏目にはまるのは私だけではないと思いたいです・・・。

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2019年のドル円相場

来年のドル円相場がREUTERSにありました。

REUTERS記事から
https://jp.reuters.com/article/column-forexforum-daisaku-ueno-idJPKBN1OC0JK

三菱UFJモルガンスタンレー証券の植野大作さんとおっしゃるかたの記事です。

結論は、110円台を中心に一進一退を繰り返す地味な1年になるのでは・・と。
理由は、日銀緩和の円高抑止力、米利上げは一時停止モード、米経済悪化観測は杞憂など分かりやすく書かれています。

しかし、私はどんなに優秀な方の意見であっても、それと相反する意見等を探し多面的にみて考えるようにしています。
どこかに、来年のドル円は400円になる(某参議院の議員)とか、80円になる(某大学教授)などの意見はないかな・・。
とんでもと言われる人の意見は、私の常識から超越しており結構面白かったりします。

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2018年12月12日

来年の株価予想

来年の株価の予想記事が東洋経済オンラインに掲載されていました。

東洋経済オンライン記事から

タイトル:株価はやっぱり2019年半ばに向け下落する
https://toyokeizai.net/articles/-/254271

タイトル:平成は2019年に新たなバブルを引き継ぐのか
https://toyokeizai.net/articles/-/253847

それぞれの考え方によって書かれていますが・・・。
なんか釈然としないというか、読んでモヤモヤしてしまう感じが・・。本日はこれにて。

おまけ:日経、切り返ししてきています。今のところ順調に勝ち星が積みあがっていますが、すぐにガツンとやられることでしょう。

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2018年12月11日

日銀ETF購入 年6兆円超

日銀のETF購入が、昨年の5兆9033億円を超え12月11日までに6兆678億円を超え、大納会までにさらに増える見込み。

REUTERS記事から
https://jp.reuters.com/article/boj-etf-stock-market-idJPKBN1OA0PK

ことし11月までに外国人は4兆5989億円と年間売越額がブラックマンデーの1987年以来の大きさとなっており、個人も3364億円売り越した。買い越しは事業法人の2兆3014億円、信託銀行9089億円、投資信託8959億円と。
なるほど、この状況ではいくら海外勢が売り崩そうとしても日銀が買い支えに入るため売り崩せないと。

現在日本経済は、失業率も低く、求人倍率もすべての都道府県で1.0以上となっていることから、景気はいい状況で主要企業の業績も最高益を更新することが予想できます。となると現状の株価は株価収益率から見ても割安と見ることができることになる。インフレ率2%を考えると出口戦略はしばらく先と考えてもいいのかな・・・。

おまけ:チョット下振れしましたが自分を信じてロング継続中。

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GDP 7-9月期2次速報値

GDP 7-9月期2次速報値が発表されました。

内閣府サイトから
https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/files/2018/qe183_2/pdf/qepoint1832.pdf

改定値は、物価変動を除いた実質で前期比0.6%減、年率換算では2.5%減。速報値(前期比0.3%減、年率1.2%減)から下方修正と。
さらに、名目GDPは前期比0.7%減(速報値は0.3%減)、年率は2.7%減(速報値1.1%減)と。
GDPデフレーターは、前年同期に比べてマイナス0.3%と変わらず。

大きな要因は、企業の設備投資の減少のようですが、それにしてもよろしくない数字となっています。
やっぱり景気は減速方向になってしまうのかと・・。
改正入管法で外国人労働者を受け入れるより、給料を上げて日本人を雇用し景気の拡大を刺激する方が国のためではないかと。
安い賃金の労働者を受け入れると、日本人の給料も上がらないぞ!

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2018年12月9日

日曜休刊

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逆イールド

米国債 逆イールドカーブについて、安達誠司氏が書かれていましたので再度。

現在ビジネス 安達誠司氏の記事から
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/58832

先日も逆イールドについて、ブルームバーグの記事から書かせていただきましたが、安達誠司氏が詳細に書かれていましたので同じネタで失礼いたします。
氏曰く、2年債と5年債の利回り水準の逆転なので、正確に言うとまだ逆イールドではないとのこと。私も偉そうに2年債と5年債は・・・と書かせていただきましたが、同じ考えで安心しました。

で、記事を要約させて頂くと、イールドカーブ全体が逆イールドになって1か月遅れてFRBは金融緩和に、2年債5年債で逆イールドになるということは、将来、全体で逆イールドが発生する可能性がある、逆イールドになる前にFRBの金融政策が転換すると株価暴落のリスクもなくなるということらしいです。
結論は、現状逆イールドになる局面は遠く、FRBが利上げをやめると逆イールドの可能性も遠のくということらしいです。

ということは、ポジションはロングでもいいということみたい・・。

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2018年12月8日

米雇用統計

毎月第1金曜日は、マーケットが重要視する米雇用統計の発表の日です。

Bloomberg記事
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-07/PJDCJ96JIJWA01

11月の雇用統計は、平均時給は0.2%増、失業率は3.7%と前月と変わらず、雇用者数は15万5千人増と、雇用者数と賃金は予想を下回っているが、労働市場は完全雇用状態にあるようにも見受けられます。
これらの雇用情勢を受けて、FRBはFOMCで12月の利上げを検討するようで、「段階的な利上げ」を政策のシナリオとして明記されていましたが、この文言を削除する可能性が出てくることも考えられる訳です。となると一時株は↑、物価も↑、賃金が追いついて来ずの景気の悪化によるスタグフレーションの懸念かと。

雇用統計発表後マーケットは反応しての↓。多いパターンは、どこかで切り返して高値引け・・・。今回はどうでしょうか。

2018年12月6日

バブル崩壊のサイン

逆イールドカーブについて昨日も書きましたが、東洋経済オンラインにも記事がありました。

東洋経済オンラインから
https://toyokeizai.net/articles/-/253575

12月3日に米3年金利が5年金利を越えたが、2年と10年はまだ超えておらず0.12%の差だそうです。10年物国債はショートポジションがかなり入っており、買戻しも考えられ、そうなると利回りが上がり逆イールドに・・・。
過去を調べてみますと、逆イールドがあったからといって絶対にバブル崩壊が起こっている訳ではなく、確率が高いといった感じです。

しかし、きっかけがあるとヘッジファンドなどが仕掛け、売りが売りを呼んで・・・ということになりかねません。
失われた20年?30年?かは分かりませんが、またデフレになり景気が悪くなるのは避けて欲しいです。
やはり適正なインフレで安定した経済が皆さん幸せになれるのでは・・・と。
記事によるとFRBは、事が起きてから動くらしい・・・起きる前ではダメなのか??

おまけ:ショート3月限引成(21,390円)で決済、同時にロング3月限引成(21,390円)で新規。3営業日で1,000円近い下げ、リバウンドが入ることを期待してのヤマ勘。

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2018年12月5日

逆イールド

昨日のNY市場は、米国債の逆イールドの発生が原因だったようです。不覚にも見落としておりました。
この現象は、過去にもこのブログで書きましたが、やはりその後に金融危機サブプライム住宅ローン危機からリーマンショックへとつながる事件でした。
2007年8月16日に書いた「どうなる?不動産」
今回はどうなるか・・・それは、1年後が過去にならないと分からないでしょう。

ブルームバーグ記事から
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-05/PJ8PAU6KLVR801

「破滅の前兆」などと、チョットショッキングなヘッドラインを打っています。
しかし、記事には3年債と5年債のスプレッドがマイナスと書いてあります。過去の事例では短期1年債と長期10年債のスプレッドを見ての逆イールドが多いような気がしました。

あとは、12月決算のヘッジファンドが利益を出せていないので、日本株を売り崩そうとして空売りを入れたが売り崩せない。で、NY市場で空売りを入れたから昨日NYダウが暴落したとの記事もありました。

となると、米国経済は悪くはないことから今回はそれほど心配することはないかもしれません。
今日のNY市場は、Special Holidayのため休場です。休み明けに考えてみましょうか

おまけ:日経先物ショートポジションホールド中。

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2018年12月4日

米中90日協議

昨日に続き米中協議の話題です。
自分の中では、この協議の行方次第でマーケットの方向性も決まってくるのではと思っておりウオッチしております。

日経新聞記事から
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3850326004122018000000/

米側の責任者は、USTRのライトハイザー代表とのことみたいです。ライトハイザー氏は、かなりの対中強硬派で、中国の貿易慣行を不公正だと批判してきた人です。
となると、かなりタフな協議となり、中国は米国の条件を飲まざるを得ないことになるのではないかと・・・。

昨日のマーケットは、90日の猶予で緊張が解け高値で引けましたが、一方今日は500円以上の安値引け。落ち着いたかに見えたマーケットが忙しくなってきました。
こんなパターンのとき、来週くらいまではボラが高くなる傾向にあるような・・・。きっかけの1つかは分かりませんが、今日の下げの原因かもしれません。

おまけ:ロングを昨日決済、同時にショートを22,580円(3月限)で建ててのギリギリセーフのパターン。しばらくホールドです。

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2018年12月3日

米中貿易協議

G20は成果がなかったようですが、トランプ大統領は1部の共同声明に署名拒否!さすがトランプ大統領です。
一方、1日の米中貿易協議は90日の休戦で合意。

Bloomberg記事から
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-12-02/PJ4RNQ6JIJUQ01

読売新聞などを見ると、中国は自国の経済状況が厳しくなりつつあるため、妥協したとも読める記事がありました。
となると中国は、90日の猶予をもらったとも考えられ、中国はアメリカの要求を飲まざるを得ない状況におのずとなる・・・。
すなわち中国はアメリカとの戦いに負け、習首席はまずい立場に。政治が不安定になり粉飾の経済が↓になり、やがてデフレ・・・・。
日本にも経済的な影響がありそうな・・巻き込まれる前に脱中国を考えた方が・・・。

おまけ・・日経先物ロング夜間取引で22,580円で決済、22,580円でショート新規。
13週線、ボリンジャー2σで頭を押さえられ、Slow STOが高値圏、一目均衡が先行線に、9日連続の上げ、あとは「あてにならない感」といった理由でしょうか。

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2018年12月2日

日曜休刊

日曜日は休刊とさせていただいております。
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週末まとめ

マーケットは大きな値動きもなく落ち着いている様子。
日経平均は22,428円の直近高値を付けて、週末引け値は22,351円で上に抜けれない感じ。11月2日に書いた安達誠司氏のモデルのほぼ中間値22,250円。

直近の注目点は、明日2日の米中首脳会談。結果次第で方向感が出てくるのではと・・・。
現在、日経先物3月限21,300円1枚をロングでホールド。決済かホールドかは月曜日の朝、起きてから考えても十分です。

と、詳細なポジションなどを書きましたが、絶対に参考にしないでください。
私は実際にお金を掛けたりしないと勉強などができない性格で、自分の会社経営、将来予測のため、マーケット、マクロ経済の記事を読み、自分の頭の整理のためにブログを書き、その成果を試すため、自分に負荷をかけるために日経先物の売買をしているに過ぎません。

ブログを読んでいただいている方から、ポジションを書いたり書かなかったりで・・・とメッセージを頂いたものですから、本日書かせていただきました。
せっかくメッセージを頂いたものですから、今後は週末にでも書いてみようかと思います。あくまでも、仕事が本業、ブログは勉強の備忘録、投資は勉強の成果の小テストですのでご理解ください。

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2018年11月30日

スルガ銀行 元本7割カット検討

シェアハウス不正融資で、物件所有者に最大7割の元本カットを検討しているらしいです。

中日新聞記事から
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/tokai-news/CK2018113002000087.html

不正度合い、物件状況などを踏まえての個別対応のようですが、本当に信じて投資した人、欲に目が眩んだ人などの判断は難しそうです。
銀行側の不正が事実であれば弁護団の主張が正しいかもしれません。

ただ、当事者であるスマートデイズは5月15日に破産が決定。儲けた社員、役員などの個人は有限責任で逃れるのでしょうか、それもとも不当利得などとして回収されるのでしょうか。銀行のその後は報道されますが、業者のその後も知りたいところです。
やり得、やられ損の節操のない世の中になってしまったのでしょうか・・・。

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