先週13日、格付け会社S&P、フィッチの2社が、
ギリシャ債を世界で最も低い「CCC」に引き下げた。
ジャマイカ、エクアドル、パキスタン、グレナダ、フィジーが「Bマイナス」。
過去に、エクアドルは、1999年と2008年、
2001年に「B」だったアルゼンチンはデフォルトしている。
あわせて、イタリアも非常に危険な状態と・・・。
米国債もマーケットでは、格下げの噂が流れている。
また、週が明けた月曜日から米国では、
金融規制法「ドッド・フランク法」で金の売買が規制された。
過去に、1929年世界大恐慌時に、一部で金の売買を禁じたこともあった。
重ね合わせると、同じ状況だ。
昨日、19日のNY商品取引所の金価格は、
売買が規制されたというのに1600ドルを超えた。
規制がかかったにも関わらずだ。
やはり、有事の金か。
投資家は、ドルを売って金を買っているように見える。
これは、米国債のデフォルトを意味しているように思えてならないのは私だけなのか?
もしそうなれば、歴史が繰り返されることになる。
8月頭にQE3を実施するのか?
実施すれば、副作用があるし、しなければマーケットは反応するだろう。
(どのように反応するかは、怖くて書けない)
ここまで来ると、QE3を実施しようが、しまいが変わらないような気がしてしまう・・。