2019年4月2日

米個人消費支出

米商務省発表の1月個人消費支出は前月比0.1%増と予想の0.3%増を下回ったと

Bloomberg記事から
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-03-29/u-s-consumer-spending-misses-forecasts-while-inflation-eases

景気拡大の見込みはあるが新車販売の低調が反映されたようです。
個人消費は米経済の3分の2以上を占め、18年12月の数字は0.5%から0.6%へ下方修正。
賃金は2か月連続の0.3%と消費とは対照的に良い数字でしたが、合計では1月の1兆2200億ドルから1兆1900億ドルへ減少。

別に発表されている住宅着工、製造業の統計も思わしくなく第1四半期初めに米経済が減速傾向を示唆し、この先の経済見通しにちょっと影を落としているようです。

とはいうものの、昨日のNYダウは、329ドル高の26258ドルを26000ドルを回復。上がり続けるこはないと思うのですが・・

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2019年4月1日

新元号

5月1日からの新元号は「令和」とのこと。

平成になったときは、昭和天皇が崩御されての改元でしたので、おめでたくはありませんでした。
しかし今回は、今上天皇が御譲位されるということで、明るくおめでたい改元の発表と。

「令和」、チョットまだしっくり来ていませんが、すぐになれることでしょう。
なんといっても、パソコンの変換をしても一発で変換されるので、これまた快適!

本日は、新元号の発表ということでマーケットもご祝儀相場で日経平気の引値は260円高。

おまけ:21,550円で先物6月限ナンピンショートを入れてみました。
これでショートは2本立て・・たのむ!

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2019年3月31日

2019年3月30日

日本労働力調査 2月分

総務省から完全失業率2月分が発表されました。
https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/tsuki/pdf/201902.pdf

失業率は2.3%と前月から0.2%改善され9カ月ぶりの低水準、有効求人倍率も全国平均1.63倍と人手不足と解せる状況。
景気が良いことを肌で感じることはありませんが、数字が表わしているので間違いはないのでしょう。

1月の発表で気になっていた完全失業者数、1年前と比べると7万人増の166万人でしたが、2月分については10万人減の156万人。
職を求めていた人が、それぞれ希望する職に就けたと理解してよいのでしょう。

職に就けたということは、良いこと、うれしいこと、明るいこととかと。
民主党政権時代のような、自殺者増、不景気、就職難、ブラック企業と暗い単語が並ぶ時代は2度と来てほしくないと思うのは私だけではないですよね。

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トルコリラのスワップが1300%超え

トルコリラスワップ金利が1300%!海外投資家の売りを実質的に不可能にすることを狙ってエルドアン大統領がトルコ国内銀行に圧力?

https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-27/PP0WR16KLVR401

FX業者のスワップ金利を調べてみたところ、売りスワップで1万通貨マイナス3000円/日!と今までの10倍!とんでもない数字です。
ヘッジファンドがこんな状況でトルコリラの売りができないため、代わりに株の空売りをしているようです。
チャートを見るとけっこうな暴落!

https://www.bloomberg.co.jp/quote/XU100:IND

こんな状況になれば必ず反動が来ることでしょう・・。この混乱ローカルで終わってくれればいいのですが・・・。
何だか、金融危機へのパーツが1つ1つ集っているような感じ。しかし株はNY、日経とも右肩上がり、余計に危ない感じが・・・

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2019年3月29日

米国経済ついにリセッション入り目前か・・

逆イールドが続いてしまいますが・・

現代ビジネス 安達誠司氏記事から
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63775

記事では、逆イールドのメカニズムの説明、その例としてFRBの金融引き締め、段階的な利上げ効果によって将来の景気に影響を与える可能性もあるとのこと。
で、今回の逆イールドは、2019年に入って金融政策が、政策金利が中立金利を上回る「金融引締め」の状態に入った可能性を示唆していると。

入ったばかりであれば、今後は、上昇しながら下がっていくパターン。
リーマンショック時も逆イールドが発生してしばらくは、上昇基調でした。その後数年かけて株価は8,000円台に・・。

ということは、このところの株の上昇はリバウンドに過ぎず、やはりショートが基本スタンスということになるのでしょう。
今回も同じパターンと見ていいかもしれない・・・

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2019年3月28日

景気懸念緩和の兆し

ny株式市場下落から一転上昇へ転じていますが・・・

Bloomberg記事から
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-03-25/stocks-in-asia-look-mixed-as-yields-extend-decline-markets-wrap

週の頭に株式市場は大きく下落しましたが、一転して上昇へ転じました。しかし、米国債3か月物と10年物の利回りは逆転した状態が続いています。

記事には、景気減速の懸念が和らいで・・・と書いてありますが、思うに単なるリバウンドではないかと・・。
理由1 ゴールドマン・サックス・グループを含む他の機関投資家が、このイールドカーブ逆転についてパニックになる必要はない、株価は好調となる可能性もあると書かれています。

それってよくあるポジショントーク、このようなコメントが出たときは多くは、目先コメント通りになりその後に下落が多かったり。
おそらく、機関は既にショートを取っているかもしれない・・・。

理由2 金融危機があるときの特徴として、GSRが上昇傾向にあります。
https://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$gold:$silver

↑のチャートを見て頂くと分かりますが、トレンドは右肩上がり、リーマンショックの数値は100でした。
そのうちに有事の金となるかもしれない・・・ただ円建てで購入する日本人は為替が絡むので要注意ですね。

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2019年3月27日

リーマン級の危機!?

消費増税延期、2度あることは3度あるか?

現代ビジネス 高橋洋一氏記事から
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/63706

消費増税の見送りする場合の大義名分は5月20日のGDP速報公表までが最終決断をする必要があすとのこと。
コラム中の景気動向指数グラフを見ると、今年1月で極端な下降になっており、リバウンドが入るのか?、どう見るかといえば、下落途中のようです。

景気動向指数とGDPとは密接な相関関係にあり、相関係数は0.99、GDPはマイナス成長の予想。
プラス、中国経済、ブレグジット混乱も控えており、リーマンショック級の可能性もあるとのこと。

「戦いとはいつも2手3手先を考えて行うものだ」by シャア
安倍首相、2手3手先を読んで消費増税延期を~

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2019年3月25日

米国債 逆イールドカーブ

10年物米国債に買いが集まり利回りが低下、その結果、利回りが3ヵ月物と2007年以降逆転

Bloonberg記事から
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-03-21/asia-stocks-to-edge-up-as-u-s-gains-dollar-rises-markets-wrap

22日未明のNY市場で、ついに米国債10年物と3か月物の利回りに逆イールドカーブが発生しました。
これを受けて、NYダウは大きく下落、本日月曜日の日経平均も600円の下落。

https://nissi.blogspot.com/2019/02/blog-post_27.html

https://nissi.blogspot.com/2018/12/blog-post_9.html


以前、本ブログで逆イールドについて書かせていただきましたが↑、10年物と3か月物で発生したことから本格的にリセッションに突入したと理解してもいいような気が・・。
中国経済、先日のドイツ、イギリスブレグジット、日銀さんは現状維持の引締め傾向・・・、景気にとってのマイナス要因が盛りだくさん。
あ~暗い話題・・・こんな中で消費税が上がったら最悪の結果になってしまう・・

現在、ポジションはショート継続中、日経先物のとりあえずの節目は20600円くらいかと。為替にもよりますがそれを抜けたら2万円くらいでしょか・・?

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2019年3月24日

日曜休刊

日曜日は休刊させていただいております。

ビットコイン 冬の時代・・・

仮想通貨の時価総額は2018年1月から85%減少

ダイアモンドオンライ記事から
https://diamond.jp/articles/-/197615

価格も冴えない、ICOも破綻率は74%、採掘業者の売り上げも15ヵ月減少、どれをとってもダメみたいですね。
そういえば、昨年、話を聞いたICO、〇〇コインってどうなったのかな?
バングラディシュで上場して、上場後はフィボナッチ数列に従って昨年末に一時下がってその後は上がるとか言ってたような・・。

現在のビットコインは、2017年8月高値と同じ価格、下落率は2017年12月8日の最高値231万円比81.3%安。
チャートを見てもテクニカル的に厳しいような、ファンダメンタル的にも・・・。

厳しいというより・・状況と思うのですが・・・

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2019年3月23日

2月消費者物価指数

総務省から2月消費者物価指数が発表されました。

総務省サイトから
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf

総合とコアコアで前月同、コアがマイナス0.1ポイントと前月を下回りました。
背景として考えられるのは、物価の基調が弱く、ガソリン価格がCPIの伸びをした方向に押している、日銀展望リポートで物価目標の2%達成が厳しい、黒田総裁の会見で物価上昇が高まるには時間がかかるなどですかね。
あとは賃金の上昇がないのも大きな要因かもしれません・・・。

この様子だと株価もきっとよろしくない。サポートラインの2万1300円をした抜けるかもしれない・・

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2019年3月21日

株価が大きく下落する理由・・

すでに日本経済は景気後退に陥った?と・・

東洋経済記事から
https://toyokeizai.net/articles/-/271592

景気一致指数が昨年10月ピークに3か月低下しており、この低下が内閣府の景気基調判断を「下方への局面変化を示している」と。
つまるところ、日本経済は景気後退入りした可能性が高いということらしいです。

物の値上げをすると売れ行きが落ちるという現象が見受けられると・・、これってまさに今の自分に当てはまる状況のように感じるところです。
で、これがデフレ心理だそうです。10月には消費増税という心理的要因もあり、財布の紐が固くなっているような・・・。

結論が、これらの状況を踏まえると日経平均は1万6千円程度になる可能性もあるとの見通し・・・。
また牛丼が180円になるのか???

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地価公示

国交省から2019年地価公示が発表されました。

読売新聞記事から
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20190320-OYT1T50031/

東京・大阪・名古屋の三大都市圏以外の地方圏の平均が27年ぶりに上昇に転じており、都心部の土地確保が困難になりつつある状況で地方にも価格上昇が波及しているようです。

全国平均は1.2%上昇と4年連続プラスで前年の0.7%から伸びが加速。
国交省は公示地価の上昇について、景気回復による雇用・所得環境の改善や低金利下で交通利便性に優れた地域を中心に住宅需要が堅調なほか、訪日外国人観光客の増加や再開発事業を背景に不動産需要が拡大していることが背景にあるとみているとのこと。

土地の価格については景気が良く上昇傾向、株価も上昇傾向、雇用も上昇傾向、しかし消費は伸び悩み、経済成長も同じく、賃金も・・・。
この現象って過去のバブルの状況に似ているような・・・

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2019年3月19日

日銀内で21年度の2%達成厳しいとの・・

日銀関係者の取材で・・

Bloomberg記事から
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-03-18/POJR7F6TTDS101

日銀関係者複数への取材で、物価目標として掲げる2%を達成するのは21年度も厳しいとの見方が日銀内の一部で出ている模様。

麻生財務大臣は、「もう少し考えを柔軟にやってもおかしくないのではないか」、「2%にこだわり過ぎると、そちらの方がおかしくなる点は考えておかねばならない」と。

日本商工会議所の三村明夫会頭は、「弊害もいろいろ出てきている」として、2%にこだわらずより柔軟な政策運営を行うべきだと。

 お二方とも、「柔軟に」と仰っていますが、前後の文章がないのでよくわかりませんが、きっと、もっと金融緩和しろと仰っているのでしょう(期待)。

で、黒田総裁は、2%物価目標を「変更する必要があるとか、変更することが好ましいとは思っていない」、さらに「長期にわたる低成長やデフレの経験などを踏まえると、物価上昇率が高まるには相応の時間かかる可能性がある」と。

2013年4月4日、黒田総裁就任後すぐに、異次元緩和、いわゆる黒田バズーカー発言をされました。その時には誰もが景気上昇を期待しのではないでしょうか。株価も一気に上昇しましたし・・・。しかし当時と比べると最近の黒田総裁は何だか慎重と言うか、前向きでないような・・。

外圧?財務省からの圧力などがあるのでしょうか。2013年のような発表があると成長率も上がるのではと思うのですが・・・

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2019年3月18日

不動産バブル崩壊前夜

サブタイトル・・「かぼちゃ」後遺症で銀行が不動産融資にノー

東洋経済記事から
https://toyokeizai.net/articles/-/271322

本来あるべき融資審査を今頃になってするようになり、それを厳格化と。
かぼちゃ融資は、不動産業者、建築業者、銀行が儲けるためのスキームでしかなかったということでしょうね。

一方、かぼちゃ事件から融資が厳しくなり、土地の値段も高騰しており、空き室、空き家も増え裁判沙汰でニュースにもなっているのに、資産運用EXPOでは、個人投資家が列を作り、アンケートで4割近い投資家が不動産は買いだと・・・。

投資家って日本人?外国人?ファンド系?4割近い投資家が買いだと答えたようですが、それが個人投資家であればオランダ、チューリップバブル、仮想通貨バブルと同じでそろそろピークが来た、過ぎたことではないかなと・・・?

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2019年3月17日

日曜休刊

日曜日は休刊させていただいております。

日銀政策金融決定会合

景気は「緩やかに拡大している」との見方は維持・・

REUTERS記事から
https://jp.reuters.com/article/boj-policy-unchange-idJPKCN1QW0AS

日銀金融政策決定会合が開催され、景気は「緩やかに拡大している」との見方は維持したが、「輸出・生産面に海外経済の減速の影響がみられる」との文言を加え、総括判断を下方修正し、長短金利操作付き量的・質的緩和の枠組みによる政策運営方針の維持を7対2の賛成多数で決定したと。

日銀審議委員の7名が賛成、2名が反対でした。反対の2名は片岡剛士審議委員と原田泰審議委員。
自分の肌感覚としても財布のひもを緩めるのに抵抗がある、人手不足は感じるが給料、物価の上昇が感じられない、中国、EU経済の後退懸念、ドイツ銀行、ブレグジットなど外的不安要因等を感じるので私も両委員と同じように反対派。

それにしても、景気の先行きに警戒感をちらつかせているのに金融の緩和はせず現状維持とは・・・。
この現状維持を受けて週明けのマーケットがどう反応するでしょうか・・・

2019年3月16日

李克強首相 量的緩和行わず

中国李克強首相、量的緩和や公共投資の大幅な拡大などの大規模な措置を講じようという誘惑に抵抗すると全人代後の記者会見で表明。

Bloomberg記事から
https://www.bloomberg.com/news/articles/2019-03-15/china-won-t-use-qe-or-indiscriminate-easing-for-economy-li-says

李克強首相は現政権ではナンバー2と言われていますが、絶対権力者は習近平首席。
ナンバー2と言えども経済政策の優先順位から量的緩和、公共投資などの拡大が全人代の決定。それに抵抗すると記事に書いてありますが、中国共産党でそれが可能なのでしょうか?それとも習首席の力が弱まり李首相の力が強くなっているのでしょうか?

さて、この記事からも中国経済に陰りが出てきていることは読み取れ、一方ではマンションのスクラップビルドは現在も行われ、経済が回っている状況。統制経済だからかろうじてと思うのですが、問題はいつまで・・?

聖帝十字陵が崩れるときはあるのでしょうか・・・

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2019年3月15日

株式市場の回復理由と今後

資産価格成要因は市場心理(センチメント)と経済の基礎的条件(ファンダメンタルズ)の2つが大きい。

https://diamond.jp/articles/-/196985

ファンダメンタルズの理由は、FRBが利上げを棚上げ、貿易協議に前進の兆しで、経済不安は「景気後退(リセッション)」から「景気減速」に弱まったことで株価は回復した。しかし現実は世界経済は順調とは言えず、中国の景気刺激策の効果が表れるまでには時間がかかり、欧州と日本は製造業の不振に苦しんでいる、と・・・。

センチメントは、株価急落前の「慎重な楽観論」で悲観から完全には脱したとは言えないと書かれています。

結論は、経済成長の見通しは薄暗く昨年の高値に戻る途中程度と、であれば方向感はなく急騰、急落がない読みにくい相場。現状は書かれているような状況ですかね。

となると、ターニングポイントは10月ころということでしょうか・・・

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